僕は一人暮らしをしてから二年ほどフレッツ光にプロバイダOCNの組み合わせでインターネット接続を楽しんできました。そして今年に入ってからとうとうインターネットをドコモ光でやるようになりました。
きっかけはスマホの機種編の為にドコモショップに行ったときいろいろと話を聞いた結果僕の条件だとおトクに使えると思ったからです。ドコモ光を選べばいい人はどのような人なのか、それを条件を踏まえて簡単に説明していきます。
ドコモ光って何?
通常インターネットをするためにはインターネット回線を提供してくれるNTT東日本(西日本)のフレッツ光などの光回線を提供してくれるサービスとインターネットを接続してもらうためのOCNやyahooといったプロバイダーの二つと契約する必要があります。
プロバイダーとは(Internet Services Provider)の訳で直訳するとインターネットサービス提供者です。家とネットをつなぐ物理的な回線をフレッツ光でNTTから借りてその線を使って電子的にインターネットと接続してくれるのがプロバイダーです。
わかりにくくなってしまいましたが要はインターネットとの仲介人みたいなものです。なので基本的にインターネットサービスを利用しようと思えば物理的と電子的の二つのサービスが必要になるのが基本です。
その二つのサービスを一つの企業が一本化して提供することでサービスをより安く便利に提供しようというものの一つがドコモ光です。どんな商品でもバラバラに買うよりもまとめて買った方が安く買えるのは一緒ですよね。
起業としても自社で二つのサービスを利用してもらえればそれだけ利益も上がるのでお互いにとって損のない取引であると言えます。
このような理由もあり一体型サービスはいろいろな数があります。しかしながらどれを選んでもいいのかというとけしてそうは言えません。値段の安さだけで選んで後悔しないために注意しないといけないポイントを簡単に紹介したいと思います。
光回線とプロバイダーの関係
簡単に光回線とプロバイダーについて述べましたがこう書かれても何のことやらと思われる人が多いと思います。なのであくまで僕の中のイメージですが光回線とプロバイダーの関係を簡単に例えで説明してみたいと思います。
光回線=高速道路 プロバイダー=料金所
あなたの欲しい情報や伝えたい情報が車となってできるだけ急いで走ろうとする姿をイメージしてください。
光回線=高速道路
光回線は車の通り道つまり高速道路ですね。沢山の人が求める情報がこの道路を通ってそれぞれの使っている目的地であるパソコンやスマホに走っていきます。
各メーカーの出している最大何Mbps出ますよというのは要は制限速度のことです。しかしインターネットはその利用者がとても多いので道路は常に混んでいます。
なので制限速度は百キロにしていますよと言われても他の車が邪魔で思っているほどの速度が出せません。これが最高速度が出ない簡単な理由です。
光回線は道路なのでメーカーごとに路面がちゃんと整備されているかなどの差はありますが線によっての速度差はそこまでは無いと思います。
プロバイダー=料金所
プロバイダーは料金所です。それもそれぞれ決まった料金所しか通ることができない料金所をイメージしてください。
例えばOCNをプロバイダーに選んだ人はOCNと書かれた料金所しか通ることができません。これが厄介なところです。
例えばある地域でみんながみんな同じプロバイダーを選んで同じ時間にインターネットをしているとすると他の料金所がガラガラの中で大量の車が特定の料金所になだれ込むことになります。もちろん料金所は渋滞しその速度はとても遅くなってしまいます。
料金所の違いは名前だけでしょうか?もちろん違います。大手のサービスに力を入れている料金所は込み合った時の為に料金所の数を増やしていますし車を捌く職員も腕利きがそろっています。
その点格安のプロバイダーを選んでしまうと安いだけあって料金所の数は少なく職員の手際も悪いです。なのである場所にその安い料金所の利用者が固まってしまうと車の速度=インターネットの接続速度はとても残念なことになってしまいます。
マンションタイプと戸建ての料金の違いは?
フレッツ光にしろ一体型のインターネットサービスにしろ一戸建てで利用するのとマンションで利用するのでは料金が異なっています。そして戸建ての方が高くなってしまっています。
この理由は簡単で戸建てはある一定のところまでの道路をその一家で貸切るから高くなるのです。逆にマンションではマンションの住人で道を共有します。
道が戸建てよりも広い幅で作られていたとしても住民たちが一斉にインターネットを使う時間帯では交通渋滞が起きる可能性が高まるので戸建てよりも通信速度が遅くなる可能性が高まってしまいます。そしてその分がマンションタイプの安さにつながっているのです。
一体型サービスの注意点は?
光回線とプロバイダーの関係は何となくわかったと思います。これを踏まえて一体型サービスはどのサービスを選べばよいのかあるいは選ばない方がいいのか、それを考えてみましょう。
普通の人よりはある程度パソコン関係のことに詳しい僕が今まで頑なにフレッツ光+プロバイダーを貫いてきたのにはいくつかの理由があるのです。
光回線はどこのものを使っているのか?
重要なポイントです。今現在日本の中で一番信頼されていてまたシェアが多いのはNTTの提供するフレッツ光の光回線であることは言うまでもないことだと思います。ドコモ光はNTTの光回線を借りてサービスを提供しているので名前やサービスの提供者はドコモですが実際に使っている線はフレッツ光のものと何ら変わりません。
別の線を使っている例はau光やNURO光ですね。この辺りは物理的な線も異なってくるので今までのフレッツ光+どこかのプロバイダーの環境を維持したいと考えている人は選ぶべきではないでしょう。
走るならきれいで事故の起こりにくいと自分が信じられる道を選びたいですよね。
プロバイダーはどれになるのか
選ぶ一体型サービスによって実際につかわれるプロバイダーがどこの会社になるのかという制限がかかってきます。それぞれのサービスにはどのプロバイダーが選べるのかの制限があったり選ぶプロバイダーによって料金が変わるものもあります。
先ほど説明したようにプロバイダーは選び間違えるとインターネットの遅さに泣かされることになってしまいます。ここを間違えると快適なインターネット生活は残念ながら手に入らないでしょう。
トラブルが起きた時どうなるの?
最重要ポイントです!!
これは僕が今まで一体型サービスを申し込んでこなかった最大の理由といえます。
ある日突然インターネットがつながらなくなってしまったというトラブルが起きた時を想像してみてください。まの悪いことにインターネットを使って急ぎの用事を済まさないといけない状態であったら?
光回線をNTT、プロバイダーがOCNという使い方をしていた場合あなたはどうしますか?
おそらくNTTかOCNに電話してトラブルの解消を依頼しようとするでしょう。そんな時に問題がすぐ解決されるのかどうかを左右するのはカスタマーサービスの質です。
NTTはもともと国営だったこともありそのサービスの質は突き抜けています。正確に言うと年中何らかのエラーが起きた時はサポートに連絡がつながり故障の場合はNTTからサービスが駆けつけてくれます。
例え正月であっても商売をしている店が電話の不調を嘆けば駆けつけてくれるでしょう。
この辺り一般的な企業の一体型サービスを利用していたとしたらどうでしょうか?契約しているのはあくまであなたとそのサービスを提供している業者です。
使っている線はNTTから貸し出されたものであってもNTTは契約に関与していないのでそのトラブルの依頼先はあくまでNTTではなくてあなたの選んだサービスの提供者になります。仮にNTTの技術が必要なエラーであったとしてもサービス提供者からNTTに依頼してもらう必要があります。
ところであなたはどこかのカスタマーサービスに電話をしたとき電話がなかなかつながらないことにイライラさせられたことはありませんか?つながりにくいだけだとまだいいです。
もしそのカスタマーサービスが休みの日に何かトラブルが生じてしまって何とかしたくても連絡がつかなかったら?つながったとしても電話の相手先がたらいまわしにされて問題が解決しなかったらどうしますか?
残念ながらどうにもならないのです。
料金の安すぎるところは安さの為にカスタマーサービスの教育がいい加減だったりすることもよくあります。いざというとき不安なところを選んで大丈夫ですか?
ではどうしてドコモ光を選んだのか?
今までは一体型サービスを選ぶときの注意点を説明してきました。ぼんやりとどれを選んでも一緒だと思っていた人もある程度真剣に選ぶ気になってきたと思います。
では気になるのがなぜサポートを受けやすいフレッツ光+プロバイダーを手放してドコモ光を選んだのかということだと思います。結論から言うとメリットが多すぎたのでよくよく考えると選ばないと損だと気が付いてしまったからです。
ドコモ光にするデメリットは?
僕の場合もともとフレッツ光+OCNでインターネット接続をしていました。
ドコモ光では選べるプロバイダーの中にOCNが入っていて使用している線はフレッツ光の線をレンタルしているものになるので高速道路と料金所の関係に変化は起こりません。
では何が変わるのかというともし光回線に問題が起きた時にNTTのサポートを直接受けることができなくなったということです。ドコモを介する必要がでてくるわけですね。
でもここでも他社のサービスよりは安心感があります。どうしてだかわかりますか?
ドコモはNTTdocomoですよねOCNもNTTコミュニケーションズが運営しています。要はプロバイダーも一体型サービスの提供者もどちらもNTTグループです。
なのでわかりやすいデメリットはほとんどなくしいて上げれば電話が多少つながりにくくなったということぐらいでしょう。
ドコモ光を選べばどんなメリットがあるの?
一体型の料金がフレッツ光の料金とプロバイダー料金を足したものよりも安いというだけでは決め手になりませんよね?
もっと安くなるから決めたのです。
しかしながらその安さの恩恵を受けられるのはドコモでスマートフォンを使っているユーザーだけです。他のキャリアを選んでいる人はわざわざドコモ光を選ぶメリットが薄くなってしまうのでドコモユーザーの場合の話をしますね。
スマートフォンのプランによって最大5700円お得!
プラン | 割引 |
---|---|
データSパック | 500円割引 |
データMパック | 800円割引 |
シェアパック100 | 3200円割引 |
詳しくはサイトで確認してください。 →ドコモの携帯とセットでさらにおトク!
僕はデータSパックなので最低限の利益しか得られていませんがデータMパックを使用している場合月々800円も安くなります。ドコモユーザーであればこれはとても大きいです。
もともとバラバラに契約するよりは安くなるのでこれだけでもとてもお得ですよね。
まとめ
このようにドコモのスマホユーザーであればとてもおトクに利用できることがわかると思います。自分の使っているスマートフォンがドコモでインターネット回線に悩んでいるならドコモ光はかなりおすすめの選択肢になると思います。
これだけでも十分すぎるぐらいにおトクではありますがまだまだおトクにする方法があるのです。
dカードGOLDを使うことでもっとお得に
dカードはドコモが発行しているクレジットカードでdカードゴールドはそのゴールドカードです。
ゴールドカードであるだけあってこのカードには年会費が毎年10,800円かかります。
これだけ見たらなぜ得する為のはずなのに一万円も払っているんだと思うかもしれません。しかしながらこのカードにはドコモユーザーには欠かせないとても大きなメリットがあるのです。
ドコモ関係の支払いでポイント10%還元
つまりドコモのサービスの支払いだけで年間108,000円支払えば元が取れることになります。これを月額に換算すると9,000円になります。
ドコモ光をマンションタイプで申し込んだとして一番安いので月額4000円とするとスマホの料金だけで5,000円使えば元が取れることになります。もちろんこれは支払いがまとまればまとまるほど大きな金額になります。
僕の場合親がdカードゴールドを使って支払いをしているのであえて自分の支払いもそこに足して一緒に支払ってもらっています。実家もドコモ光を使っておりかつ実家は戸建てなので5,000円以上。それに加えて家族全員分のスマホ料金と考えると月の支払い額は優に2万円を超えます。
2万円としても年間36万円ポイントにして36,000円。年会費を引いて2,6000円年間でお徳になることになります。
実際はもっと支払っているのでより多くの節約になっています。このように家族がバラバラに暮らしている場合で家族間で金銭のやり取りが気軽にできる場合とても大きな節約になります。
子供が大学生になって一人暮らしをするなんてときは親がdカードGOLDを持っているととてもおトクになりますよ。
家族で支払いをまとめればまとめるほどお得になっていくので家族にドコモユーザーが多い家庭は是非一緒に検討してください。もちろんGOLDカードなので空港の国内線のラウンジが使えたりとゴールドカードとしての価値もありますよ。
使ってみての感想
使用を始めてから半年近くたちましたが今のところネット回線が遅いと感じることもなく快適なインターネットライフを楽しんでいます。僕は大きなファイルをやり取りする機会が多いので普通の人よりも遅さを感じる機会は多いはずですがそれでも不満を感じたことは一度もないので普通の使用範囲では全く問題なく使えると思います。
ドコモのスマートフォンを使っている人は本当におトクなのでインターネットをどれにするのか選んでいる人には自信を持ってお勧めできるサービスです。
申し込みは以下のバナーからどうぞ。