東京大阪間でも三時間もかからずに到着する新幹線。とても便利ですよね。
早くて便利な反面その利用料金もとてもお高く東京大阪間ですと普通に購入すれば13,620円ととてもお高いです。正直普通の学生に払えと言われてもなかなかつらいものがあります。
今回は新幹線の利用料金をできるだけ抑える方法を紹介します。
とにかく安く旅行や帰省したいんだという人は安く帰省するにはどうすれば?夜行バスを利用しよう。も参考にしてください。
金券ショップを利用する
金券ショップで新幹線用の回数券を購入すれば新幹線に安く乗れます。基本的に指定席を購入することになるかと思いますが購入したチケットを緑の窓口や駅の改札の中の緑色の発券機に入れればその場で指定席の予約ができます。
ちなみに新幹線の発車前だと一度だけ予約の変更を行うことができます。この手続きは自動発券機で行えないので緑の窓口に行ってください。
注意点としてはあくまで発車前に限られるということです。
新幹線に乗り遅れてから予約変更をしようと思ってもそれはできません。この場合はあきらめて自由席に座ってください。
一番簡単にできる方法なので時間がないときや面倒を嫌う場合はとりあえず金券ショップで購入しておくのもいいと思います。
ぷらっとこだまを利用する
これはこだまに限られますがかなり便利なサービスです。東京大阪間でも10500円と普通に切符を買うのに比べて3,600円もお得です。
ちなみにこの方法で予約すると好きな飲み物と引き換えられる引換券がもらえます。こだまはのぞみに比べて時間がかかります東京新大阪間で大体四時間程度と二時間もかかる時間が増えないので急いでいない人には十分だと思います。
東京大阪間では追加で1,500円払うだけでグリーン車を利用できます。せっかく長い時間乗っているのだからこの際グリーン車で快適な旅を楽しむのもおすすめします。
僕もぷらっとこだまを利用するときは基本的にグリーン車を利用しています。この方法のデメリットの一つはぷらっとこだまは切符ではなくツアー扱いであるということです。
指定されたこだまに乗り遅れてしまうとそのあとのこだまの自由席にのることも許されません。もちろん乗り遅れた場合の返金も受け付けてもらえません。
また乗る車両の変更や途中下車も認められないので回数券や普通の切符に比べて制限がかかります。この辺りは夜行バスと同じで時間に十分な余裕を持った行動が必要になります。
他の注意点は結構な人気サービスであるので乗車日に近くなってから予約を取ろうと思っても取れないことが多いです。また自分で取りにいけない場合チケットを送ってもらうので受け取るまでの余裕をもって予約する必要があります。
また八月の一定期間など込み合う時期のみ利用料金が高くなっています。できるだけその期間を避けて利用するようにしましょう。
注意点をまとめると
- 予約後の変更はできません。
- 遅れてしまった場合無駄になってしまいます。
- 一か月前から予約できるので予約はお早めに
- 込み合う時期は値段が高くなります。
詳しくは公式サイトを参考にしてください。→ぷらっとこだま
学割を利用する
大学生であれば大学に発行してもらった学割証で新幹線の乗車券が2割引きになります。片道101km以上から使えるので新幹線でももちろん使えます。
ここでの注意点は新幹線のチケットは普通に買うと乗車券と特急券が一緒になっているのですが学割で安くできるのは乗車券だけなので特急券はそのままの料金になります。東京新大阪間ですと特急券が5700円乗車券が8750円となっているので学割を使うと乗車券が7000円になります。
なので合計で12700円でのぞみを利用することができます。
さらに安くしたい人はエクスプレス予約で
さらに安さを求める人はエクスプレス予約を利用しましょう。それぞれの区間の値段はこちらを参考にしてください。→EX予約 お値段一覧表
エクスプレス予約単体でで切符を買うと東京新大阪間で13,370円と学割よりは高くなってしますので学生には不要と感じるかもしれません。しかしながらエクスプレス予約にはe特急券という特急券も割引にしてくれるサービスがあります。
このサービスを利用すると東京新大阪間の特急券が4,820円となり学割で購入した乗車券と合わせて利用すると11,820円とかなり安くなるのがわかると思います。この方法で購入するとクレジットカードの利用分のポイントもついてとてもお得なのですが一つ問題があります。
というのもこのサービスを利用するのにJRの発行するクレジットカードを持っている必要があるのです。学生で申し込みして審査が通るのかはわかりませんが仮に審査が通るとしても正直言って新幹線で利用する以外にはあまりいいとは言えないカードです。
またクレジットカードの年会費もかかるので何度も行き来する学生以外には進めません。他の記事で紹介しているように学生が持つべきクレジットカードは他にいっぱいあるのでここはあきらめて他のカードを入会した方がいいと思います。
僕の場合親が仕事で使うためにカードを持っていたため必要な時は頼んで代わりに発行してもらっています。親が持っている場合や持っていなくてもよく使いそうならサービスを紹介してカードを取得してもらうよう頼んでみてもいいかもしれません。
それでもどうしても自分で欲しいという人は申し込んでみてください。クレジットカードは多重申し込みはNGです。
もし申し込む場合は他のカードを申し込まずにエクスプレスカードのみ申し込むようにしてください。まとめて申し込んだり持っているカードの枚数が多くなりすぎると収入の少ない学生は審査で落とされる可能性が高まってしまいます。
まとめ
東京新大阪間の値段をまとめてみます。
方法 | 値段(円) |
---|---|
一般 | 14,450 |
回数券購入 | 13,500前後 |
ぷらっとこだま | 10,500 |
ぷらっとこだまグリーン | 12,000 |
学割証利用 | 12,700 |
学割+e特急券 | 11,820 |
エクスプレス予約 | 13,370 |
みてわかるようにぷらっとこだまを利用するのが突き抜けて安いです。グリーン車を利用しても学割とe特急券の組み合わせとほとんど変わらないので時間に余裕があればプラットこだまをおすすめします。
正直グリーン車で景色を眺めながら乗る新幹線の旅はかなり快適で楽しいですよ。お金に余裕があれば駅弁を買ったり無料で一本もらえるドリンク引換券でビールを貰ったりと楽しい旅になると思います。
のぞみを利用する場合でエクスプレスカードがある人は是非とも学割と組み合わせて安く乗ってくださいね。
今回はあえて書いてはいませんが自由席専用の回数券などが売っていれば少し安くなりますしこだま専用の回数券なんかもあるみたいです。これらが金券ショップでそもそも売っているのかや値段がどのくらいであるのかはわかりませんが気になる人はいろいろなショップを回って探してみてください。
おまけ(旅行で新幹線を使いたいなら)
旅行で新幹線を使いたい場合はホテルなどとセットで申し込むセットプランが断然お得です。ツアーによってはホテル代がほぼ無料になるぐらいお徳に利用することができます。
帰省などでは利用できませんが旅行や止まるところがない用事で新幹線を利用する場合は新幹線単品で申し込む前に使えそうなセットのツアーがないか探してみるのをおすすめします。
日本旅行のセットがおすすめです。