何気なく使っているWi-Fi接続。

スマートフォンやタブレットの登場でこれらの需要が前以上に高まりましたが無線接続と有線接続の違いを理解していますか?

ただ線のあるなしだけではもったいないです。

それぞれの利点を知ってぜひ状況に合わせて使い分けてください。

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無線と有線接続の違いは?

最近はスマートフォンやタブレットパソコンの登場もあり、インターネットにつなぐときにLANケーブルを使って有線で接続するという考えは浮かびにくいかもしれません。

しかしながら優先で接続しているところは今でも多くありますし学校などのパソコンも有線接続されているものが多いです。

これはなぜなのでしょうか?

無線接続のメリット、デメリット

メリット

無線接続の最大のメリットであり特徴は線をつなぐことなく電波を飛ばしてそれを用いて接続することができます。

最近では誰しもが自宅でWi-Fiを用いてスマートフォンなどを接続していると思います。

電波を飛ばしておけば家の中で電波が届く範囲ではどこでも作業ができるので健康上の問題を無視すればベットで寝転がりながらノートパソコンで書類を作ったりブログの更新をしたりなんてこともできるのです。

これはとても便利で素晴らしい仕組みです。

デメリット

・セキュリティの問題
しかしながらこれは同時にデメリットでもあります。

無線接続できる範囲は電波の届く範囲です。

電波は家のドアや外壁といった物を認識しないので家からはみ出して飛んでしまっています。

この仕組み上電波が適切にセキュリティの設定で暗号化されて飛ばされていなければ自宅の電波を使って見知らぬ人がインターネットに接続するかもしれません。

ただ電波を使われるだけならまだいいのですが自宅の電波を使って何らかの犯罪がなされたとき調べる側からすればあなたの家の誰かによってなされたものだと判断される危険性もあります。

加えて自分が入力した情報などを他人に読み取られる危険も存在します。

電波を飛ばすルーターの故障でセキュリティが切れるなんてことも製品によっては起こるようなのでこの辺りは慎重に設定し気を配っておかないと危険を招くことがあります。

そして恐ろしいところは電波は目に見えないので他人が接続していることになかなか気が付くことができないところにあります。
・接続の不安定さ

他のデメリットとしては電波の不安定さがあります。

電波はあくまで電波なので波です。

つまり他の波があるところでは干渉して不安定になります。

家電の位置や時間帯によっても電波の安定性は変化するので常に安定した接続は期待できません。

有線接続のメリット、デメリット

デメリット

こちらはわかりやすいので先に説明します。

無線接続のメリットをそのままひっくり返したものがデメリットです。

要するにモデムから直接線を引っ張ってくる必要があるので各部屋に優先で接続する場合場合によっては壁に穴をあけたりする必要が生じることもあります。

そうでなくとも線が多くなると見た目もあまり美しくなくなったりと見た目にも配慮する必要が出てきます。

メリット

こちらも無線接続の裏返しです。

。接続の安全性

有線は線を用いてインターネットに接続するので優先で接続したデバイスとインターネットの間で交わすやり取りを他人に物理的にみられる可能性がとても低くなります。

また有線はつながりが目に見えるので自分が知らない間に他人に悪用されるということが起こりません。

。接続の安定

電波でなく線で物理的に接続するので接続が非常に安定します。線を切らない限り基本的に途切れる心配がないので例えばFXをパソコンでやる場合などいざという時に途切れてほしくない場合は有線がおすすめです。

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有線・無線どちらを使うべき?

結論から言うとどちらも使うのが賢い使い方だと思います。スマートフォンやタブレット、軽いノートパソコンなんかは携帯性能もその魅力のうちの一つなので何かを表示させながら移動することができると便利です。

これらは無線で接続するとその利便性を生かせます。

逆にハイスペックな重たいノートパソコンやデスクトップパソコンといったものは有線で接続する方がいいです。これらはもともと持ち運ばないので有線で机の裏から目立たないように接続すれば線は気になりません。

またこれらは大事な作業をするときのメインパソコンになる売が多いと思うのでセキュリティ上の安定性も得られます。ネットバンキングの取引やクレジット情報の入力時などは有線で接続されたパソコンを使って行うのが安全です。

複数のパソコンを有線でつなぐにはどうすればいいの?

僕は実家では合計四台のパソコンを有線で接続しています。(うち三台は自分用ですが)

そして普段使っている一人暮らしの環境でも常に接続している自作パソコンのメイン機と必要に応じてノートに差すためにLANケーブルをテーブルに固定しているので同時に二台接続していることになります。

最近のモデムではもともとLANケーブルの出力のためのポートが複数存在することも多いです。

また無線の電波を飛ばすためのルーターを購入するとルーターにも複数の出力先がついていたりすることも多いです。

しかしながら古いモデムであったり有線で接続しておきたい数に対してポートが足りないときに選択肢がないと思ってはいませんか?

実はLANケーブルにも電源のタップのような分岐するための機会が存在します。

その一例が

・NETGEAR アンマネージスイッチ ギガ5ポート

です。

このモデルは入力にモデムから出力したケーブルをつなぐと最大で四本までLANケーブルを分岐させることができます。

ようは電源のタップと一緒で一つの線を複数に分岐させることができるのです。

使い方次第では目的の場所まで一本のLANケーブルでつないで目的の場所、例えば作業机などの下にこの機会を置いておけば机周りだけ複数のデバイスと有線接続できる環境を作ったりもできます。

これは基本的に場所を固定されるルーターや本体のモデムの分岐ではできないことです。

一台のプリンターを家族で共有したい場合は無線接続が便利です!!

WiFiに対応しているプリンターを購入しておけば同じ電波を利用している端末から飛ばした電波でプリンターに命令を送ることが可能です。

無線で電波を送れるのでそれぞれの端末から一台のプリンターで印刷することができるので非常に便利です。優先で接続する場合基本的には一台のパソコンとしかつなげないので複数デバイスでプリンターを使いたい場合はWiFiに対応しているモデルなのかをしっかりと確認しておく必要があるでしょう。

おまけ/無線ルーターの選び方

ルーターはいろいろな種類が販売されており同じメーカーでもいろいろな製品が販売されています。まず基本的には電波の届く範囲は必要最低限の製品を購入することです。

例えば二階建ての戸建てに住んでいるのに単身者用の電波の弱いルーターを購入してしまいますと二回で電波が届いていないなんてことが起こって無線接続のメリットがなくなってしまいます。

基本的には電波が強すぎるとセキュリティ上の問題が生じることもあるのでルーターはより強力なものを選べばいいというわけではありません。

しかしながら一人暮らしで部屋数が少ない環境で利用する場合であってもパソコンを複数台つなぎたい場合やスマートフォンを複数利用する人は「11ac」が備わっているものを選んだほうがよりいいでしょう。

ちなみに初めてルーターを買う人には「BUFFALO」の製品をおすすめしています。値段も比較的安価ですし日本製で利用している人も多いため困ったことがあればインターネット上で情報を見つけやすいです。

設定方法がよくわからない人はあまりマイナーな製品を選ばないほうが無難でしょう。

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