自作パソコンの基本となるケースがATXケースです。ATXは大きいですがATXマザーボードを使用することができるのでパーツとパーツの間やケースの間に空間ができることで組み立て作業も簡単になりますし後々のメンテナンスもやりやすいので初めての自作パソコンを作るときには一番おすすめしたい大きさのケースです。

とはいってもケースには沢山の種類がありますし値段も様々なのでどれを買えばいいのか悩む人も多いと思います。

そんな人の為に個人的におすすめできるパソコンケースを紹介してみたいと思います。

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おすすめATXケースランキング

  1. Fractal Design Define R5

    一番おすすめできるケースです。僕が一番お金をかけて組んだゲーミングパソコンで使用しているケースでもあります。

    少々高価ではありますがその分作りは非常にしっかりしているので作っていて安心できるケースです。

    配線がごちゃごちゃにならないよう裏側に配線を隠しやすい構造になっているのでマザーボードの上が線だらけになることはありません。

    またケースそのものも非常に頑丈でしっかりとした作りになっていますし内部に増えるとも貼ってあるので静穏性も高くなっています。また上部などに追加でファンをつけられるところもあるので冷却性能を強化したいときの拡張性もにも優れています。

    欠点を上げるとすれば人気商品であるからか在庫切れになっていることが多いこととケースのサイズが比較的大きめであること。他のATXケースと比較しても少し大きめに感じるのでケースは小さいのがいいというひとは別の選択肢を探した方がいいかもしれません。

    しかしながらそれ以外は非常におすすめできる商品であるので気になる人は是非使ってみてください。

    内部の構造を外から見えるようにしたい人はサイドパネルに窓がついているタイプのケースもあります。

  2. IN WIN 強化ガラス製サイドパネル採用 ミドルタワーATXケース 303-White

    自作パソコンでパーツを光らせたい派の人におすすめなケースです。

    サイドパネルが強化ガラスでできており外から中のパーツが確認できるのでLEDのついたファンなどを使用してパーツを光らせて見た目も楽しみたい人には非常におすすめできるケースです。

    カラー展開は白と黒の二色存在します。

    ファンを光らせるだけであればLED付のファンを購入して取り付けるだけなので大した手間をかけずに光らせることができるでしょう。見た目にこだわることができるのも自作の醍醐味なので興味のあるひとはチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

    値段は上がってしまいますがかっこよさを追求するなら同じメーカーのこちらも非常におすすめです。

    ハチの巣構造のフロントデザインはLEDと組み合わせると非常にかっこよくなるのでがっつり光らせてカスタマイズするならこちらも非常におすすめです。

  3. SharkoonミドルタワーPCケース サイドクリアウィンドウ ブルー SHA-T28-B-V3/A

    少々高価なケースが続いたのでここで少し安めのケースを紹介します。

    デフォルトで光るファンが三基取り付けられているケースです。

    標準の状態でケースが光るので簡単に自作特有の見た目の満足感を得ることができるでしょう。前面のUSB端子の数も十分ですし初心者が始めて使うケースとしてもおすすめできる商品です。

    またドライブの取り付けも可能なのでDVDドライブを取り付けたりブルーレイでの映画を楽しむためにBDドライブを取り付けるなども可能です。

    他にはカードリーダーを取り付けてSDカードなどを読み込めるようにすることも可能なのでせっかく大きなケースを買うのであれば何かつけてみるのもいいかもしれません。

  4. Antec Performance One P100

    Antexの静音ケースです。

    Antecもいいケースを多数販売しているメーカーで僕が初めて自作したパソコンにはAntecのSolo Blackを使用しました。

    シンプルな外見なので光らせたりすることに興味がなくシンプルなケースを求めている人におすすめなケースです。

    一見ドライブの取り付け場所が無いように見えますが正面のパネルは扉になっており必要な時に開けることで中のドライブを使用可能です。

    現在ではDVDドライブの使用頻度はあまり多くないと思うので普段は隠しておいて必要な時だけ正面を開けて使用するといった使いかたもおすすめです。この辺りの仕組みはFractal Design Define R5と同じです。

  5. CoolerMaster ミドルタワー ATX PCケース CM 690 III

    ごつい見た目のケースです。

    メーカーの名前の通り冷却性能にもこだわったケースです。このメーカーはCPUクーラーなどの冷却パーツも多数販売しているので冷却性能では信頼のおけるメーカーだと思います。

    クーラーの取り換えなどをしてみたりと自作を楽しんでいるうちにいずれこのメーカーの商品を手にすることになるのではないでしょうか?
    切るケースです。

    このケースも正面にドライブを取り付けることができるのでDVDやCDなどをよく使う人にもおすすめです。

  6. RAIJINTEK 0R200054 (THETIS SILVER WINDOW)

    最後はMETISのケースです。アルミでできたケースに強化ガラスの窓がサイドにあると見た目は非常にお洒落でカッコいいケースです。

    また大きさもATXマザーボードをギリギリ組み込める程度の非常にコンパクトなものになっておりできるだけ小さいパソコンの方がいい人にももってこいです。

    しかしながらDVDドライブなどを取り付ける位置もありませんし小型化した分作成難易度は上記のケースに比べると格段に上昇していますし、大量のハードディスクを組み込むなんてことも不可能になっています。

    ある限られたパーツでコンパクトでカッコいいパソコンを自作したい人におすすめのケースですが初めての人の自作には少々向かないかもしれません。まぁよほど不器用でない限り注意深く組み立てかつ根気があれば組み立てられないということは起こらないと思いますが大きなクーラーなどは干渉の問題もあるので不安ならやめておいた方が言いでしょう。

まとめ

少しですがおすすめのケースを並べてみました。どれもおすすめなので見た目や値段と相談して気に入ったものを探してみてください。

一応は冷却性能などにも影響しますが最低限の機能が備わっていればケースがパソコンの性能に与える影響はほとんどないので見た目で決めても問題はありません。

しかしながら安いケースの場合ですとサイドパネルが薄かったり、初めから湾曲してしまっておりケースとの間に隙間ができているなどの作りが悪いところもありますしそんなケースは当然ながら静音能力はほとんどありません。

静音性能はどれだけケースの作りがしっかりしているほど上がるので基本的にある程度高価にならないとあまり期待は出来ないです。

この辺りは安いケースを選んだ時の欠点ではありますがその分の予算で他のパーツをグレードアップすることもできるのでそのあたりは自分の目的に合わせてバランスをとる必要が有ります。

他に注意するべきはドライブを取り付ける場所が存在しているかどうかという点でしょう。DVDドライブを取り付けたいのに場所が無いと後から嘆くのは嫌だと思うのでそのあたりは購入前に注意しておきましょう。

他にはハードディスクの取り付け方法などが少々異なることがあります。基本的に高価なケースになるほど何らかの工夫でハードディスクに衝撃が伝わりにくいようになっています。

ちなみにWindows10を使用する場合は一般バージョンはUSBなのでインストールにDVDは必要ありません。予算を抑えるためにDSP版を利用する場合はDVDドライブが必要になるので外付けのDVDドライブを用意するか内蔵ドライブを利用できるケースを購入して取り付けたうえでインストールする必要があります。

基本的に外から見てわかるのはケースだけなので見た目も気になる人は少し奮発してカッコいいケースを買うのもありだと思います。

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