Fire HD8の記事でも紹介しましたがFire7がニューモデルになっていろいろと進化していたのとFire8がとても便利でよく使っているので小型のこちらも欲しくなりとうとう購入してしまいました。
今回は前回と違って開封前の写真もあるのでどんな風に届くのか気になっている人もどうぞ。Fire端末でできることの詳細はFire8の記事にまとめているので気になる人はそちらも一緒に読んでくださいね。Fire HD 8タブレットとその使い道。Amazonプライム会員の必須端末です!!
旧モデルから大幅進化
上記記事でも書きましたがFire7は2017年のニューモデルになって大幅に進化しています。変更点は次の点です。
2016年モデルのfire7と比べると以下の点が変更されています。
- microSDカード容量が200GBから256GBに増加
- Wi-fiがシングルバンドにしか対応していなかった状態からデュアルバンドa/b/g/nに進化
- バッテリーの持ちが7時間から8時間に一時間増加
- サイズが191 x 115 x 10.6mmから192 x 115 x 9.6mmに。幅が1mm増えたが薄さが1mm減少
- 重量が313gから295gと軽量化
そんなに大きな容量のmicroSDをつかうのかは別にして使用可能なSDカード容量の増加。またWi-Fiがデュアルバンドに進化しているのでデュアルバンドに対応したルーターがある環境ではより高速の通信が可能になりました。
バッテリーの持ちの増加は非常にうれしいポイントですね。また通常バッテリー時間が延びれば本体重量も増えてしまうことも多いのですが今回のリニューアルではなんとより軽くなっています。幅は一ミリ増えましたがその分一ミリ薄くなっているので全体の大きさとしては小型化していますね。
旧型モデルを持っている人でも良く使っていてそろそろ新しいのが欲しいと思っている人なら買い替える価値はあるでしょう。プライム会員なら4980円と5000円以下で買えるのは大きいですよね。
パッケージと内容物
実際に届いたときに写真を撮っておいたのでどんな風に届くのかを紹介します。
写真のように紙のパッケージをビニール袋で包んだ簡単な包装で届きます。もちろん例のアマゾンの段ボールに入っていますよ。
裏にある矢印のところをちぎって開封します。
中身を引き出した状態です。
見ての通りピッタリと入っているのがわかります。
内容物です。本体に充電の為のUSBコード、コンセントから充電するためのアダプターそれと簡単な注意書きが書いてある説明書が入っています。
以上のようにとても簡単なパッケージですがこのように簡単にすることで価格をこれだけ安く抑えてくれているんだと思うと逆にうれしくなりますね。
起動してみましょう。
初めに使用する言語とその文字の大きさを設定します。
その次は使用するネットワークを選んでパスワードを入力します。Amazonは出荷時に購入者のアカウント情報を端末に登録しているので使用者が購入者と同じかどうか聞かれます。
買った人がそのまま使う場合ははいを選び別の人がつかう場合はいいえを選びましょう。
その後Wi-Fiのパスワードや端末の設定をAmazonの用意したクラウド上に保存するかどうか聞かれるので保存したい場合はそのままでしなくていい人はチェックを外しましょう。
そのkindleunlimitedの無料体験を始めるか聞かれましたが僕は今月忙しくてサービスを満足に利用できないので今回は断っておきました。来月は少し時間ができるので来月あたりに試してみようと思います。
その後スタートアップガイドで機能の簡単な説明を見ることができます。スマートフォンなどのandroidと基本的な使い方は変わらないので使い慣れている人は軽く流せばいいでしょう。この端末のOSはandroidをAmazonが独自に改造したオリジナルOSですがベースはandroidなので基本は変わりません。
ここで選んだ設定等は基本的に後からでも変えられるのでとりあえず思ったように選んでおきましょう。
使用してみて
オリジナルメールアドレス
Fire端末用のオリジナルメールアドレスがデフォルトで設定されています。メールアドレスはAmazonに登録しているメールアドレスをもとに作成されているようで「~@kindle.com」の形になっています。
アカウントが登録されているので今までに購入した物などがすぐに利用可能
アカウントデータがデフォルトで登録されてログイン状態にあるのでkindle本やビデオといった今まで購入したものが一覧となって出てきます。
また端末がログイン状態なのでAmazonで買い物のアプリを選ぶとすぐにAmazonで買い物を始めることができます。
プライムミュージックプライムビデオもすぐに楽しめる
アカウントが登録済みなのでもちろんこれらの機能も使い始めてすぐに楽しめます。気軽に音楽を楽しめるのでとてもおすすめですよ。
内部ストレージが少ないのでmicroSDカードは必須になるでしょう。
出荷されてすぐの全く使っていない状態で内部ストレージの空き容量は4.52GBでした。ちなみに全体用量は5.63GBとなっています。
公表されているストレージ容量は8GBですがSDカード然りハードディスクしかりこれらは公表されている容量よりも小さくなるのは基本なのでそこは気にしないでおくとしても少々足りませんよね。
Fire端末はkindle本はもちろんAmazonビデオなどをあらかじめ端末にダウンロードしておいてインターネット環境のないところでも見るといった使い方ができるので保存容量はある程度必要になります。
とは言え2000円足して内部ストレージを増やしてもしょせん8GBしか大きくないのでせっかくmicroSDが使えるのでここはmicroSDも一緒に用意しておいた方がいいでしょう。
この辺りがAmazon推奨なのでこれを選んでおけばいいでしょう。
Kindle本の読書について
自分のアカウントに複数の端末を登録している場合その読書状況が共有されるので続きから読むのにとても便利です。
例えばある本をFire7を使って140ページまで読んだとすると家に帰ってから大きな画面でFireHD8を使って読もうとしてFireHD8でその本を選ぶと続きの140ページから読むか聞かれます。もちろんキャンセルして前に読んでいたところから読むこともできます。
これは複数の端末を使う場合とても便利です。
動作速度
普通に使っている文には遅さにイライラさせられることは無いと思います。もちろん使い方次第なので誰にでも当てはまるわけではないですよ。
FireDH8と比較して
二つのFire端末がそろったので使ってみて気になったところをいくつか挙げてみますね。まずはFire7とFireHD8の公表スペックの違いを乗せておきます。
Fire7 | FireHD8 | |
---|---|---|
ディスプレイサイズ | 7インチ | 8インチHD |
解像度 | 1024 x 600 (171 ppi) | 1280 x 800 (189ppi) |
オーディオ | モノラルスピーカー | Dolby Atmosデュアルステレオスピーカー |
バッテリー | 8時間 | 12時間 |
サイズ | 192 x 115 x 9.6mm | 214 x 128 x 9.7mm |
重さ | 295g | 369g |
これは現行モデルの比較表です。僕が持っているFireHD8は去年のモデルですが変わったところといえば
- microSDカードスロットに対応する容量が200GBから256GBに増加。
- 本体の厚さが9.2mmから9.7mmに5mm増加
- それに伴って本体重量が341gから369gに増加
ですのでそれを前提に聞いてくださいね。
画面の大きさ
これはもちろん違います。7インチと8インチの違いなので結構違いますね。
重量
50グラム程度の差がありますので持った時には結構重さの違いを感じます。現行モデルだと70g程度の差になるのでより重さの差を感じることになるでしょう。普段家や大学など机のある環境で使う場合は気にならないと思いますが電車内で立ったままで使うときなどは結構大きな差です。
大きさの分片手で持った時にFire8は重心が後ろに行きやすいのでより重さを感じると思います。電車内での読書に使うならFire7の方が便利でしょう。
画像の美しさ
差を感じるのは人によるかもしれませんが微妙な色調の鮮やかさなどが違います。
黄色系統の色はFireHD8の方が鮮やかに写りますがFire7の方は少々鈍い色になります。
映画を楽しむときや画像を見るときなど微妙に変化があると思うので気にする人はFireHD8がいいでしょうね商品の色合いを画面で確認するときも要注意です。
音質の違い
効いていてはっきりと差があるのがわかります。Fire8の音と比べると曇ったような音になってしまいます。これは単純にスピーカー能力の違いですね。
マイクの位置の違い
ここがFire7の大きな欠点だと思います。上記の表ではわからないところですね。
それぞれのマイクは次の位置についています。
・Fire7
画像のように端末の裏側の左下のスピーカーがあります。
・FireHD8
こちらは本体のサイドに二つスピーカーが備わっています。
以上が二つのスピーカー位置の差になるのですがこれがとても大きいです。
Fire7は裏面にマイクがついているせいで本体をそのまま机の上に置いてしまうと机でスピーカーがふさがれてしまい音が小さくくぐもった音になってしまいます。これは手で持った時も同様で手がスピーカーをふさがないように注していないと音がちゃんと聞こえません。
この点FireHD8では横についているので机に直接おいても音がさえぎられません。また専用カバーを使うと音が左右の下部から広がるように聞こえるので映画を見るときも音楽を楽しむときもとても優れています。
結局どっちがいいの?
使用シーンに左右されます。プライムビデオやミュージックを楽しむなら音がよくマイクの位置も優れており解像度もいいFireHD8を選ぶべきでしょう。
読書をする場合は読む本によっても違います。基本的には上で書いたように軽く持ちやすいFire7の方が外出先での読書には優れているといえますが例えば写真がいっぱいある本や元の文字が小さいカラー本の場合いちいち拡大しなければならない頻度が増える分Fire7は少々不便です。
僕は基本的に室内で読書をするときはFire8電車内など外出先ではFire7と使い分けています。
携帯性だけを考慮すればFire7が優れていますがそれ以外はやはりFireHD8が優れているといえます。それでも値段に差はあるので値段のことを考えるとFire7はとても優秀です。
いつ買うのがいいのか
基本的に一般会員向けにセールすることは無いようなので一般会員の人はそのままの価格で買うことになってしまいます。しかしそのままで買うぐらいなら4000円の差よりも小さい3900円で一年間プライム会員のプライムビデオやミュージックをはじめとする様々な特典が利用できるので会員になった方がトクだと思います。
詳しいサービス内容はAmazon Studentに入ろうにまとめています。Studentとの違いは本を買ったときに10%のポイントが付かないことぐらいです。
どんなことができるかわからないという人はとりあえず無料で30日間体験してみましょう。無料期間を過ぎれば自動で有料会員に切り替わるのでサービスに満足できなかった時は余裕をもって退会するよう注意してください。
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すでにプライム会員の人は以下のリンク先にFire7,FireHD8が4000円引きで買えるクーポンコードが載せられています。
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これらをコピーして買い物を確定する前に 「Amazonギフト券・Amazonショッピングカードまたはクーポン」の欄に張り付けて適応すると4000円引きになります。
AmazonStudent会員の人であれば常日頃から安く買えるわけではないですが同じように4000円引きで買えるセールがたまに行われるのでその時を待って購入するのがいいとおもいます。
パッケージの簡易さをみればわかるように限界ギリギリの安さで売ってくれているのでAmazonをよく使う人であれば必ず手に入れておきたい商品です。
どちらを選ぶかは自分の用途に合わせて選べばいいですが会員価格であれば両方揃えても他社のタブレットよりも安く買えるのでいっそのことどちらも買うのもありかもしれません。先に書いたように読書状態の共通機能もついているので場合によって使い分けるのもとても便利ですよ。
自信をもっておすすめできる商品です。