英語を一定以上のレベルまで身につければスピーキング、リーディング、ライティングとそれぞれ対策していかなければいけませんがリーディングの対策としておすすめするのが洋書を読むことです。参考書などの文章を読むのではなく一冊の本を通して読むことをおすすめします。

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興味のある分野なので楽に学習できる

洋書を読んで勉強することのメリットです。参考書などの勉強もいいのですがどうしても自分の興味のない分野は入ってきてしまいますし一つ一つの文章が細切れになっているので先が気になっても続きがないなんてことも多いです。

その点自分の好きな小説はもちろん興味のある話題について書かれた本などは続きが気になるので勉強という意識をもたずに楽しむことができます。しかしながら洋書で読書するにはいくつかの面倒な欠点があります。

洋書を紙の本で読むときの欠点

文中にわからない単語が出てくる

洋書は向こうの大人向けに書かれた本がメインなのでそこそこ英語を勉強してきた人でもわからない単語がどうしても出てきてしまいます。なので知らない単語が出てくるたびに読書が中断されてしまって途中で疲れてしまうということが多くなります。

誰しも本を読むときに紙の辞書であれ電子辞書であれそばに置いておいていちいちわからない単語を引きながら読むなんて面倒なことはしたくありません。また辞書を使う場合電車の中などの移動時間中に読書を楽しむことができなくなってしまいます。

洋書は嵩張るものが多い

これも洋書の特徴です。日本語訳版では上中下に分かれて出版される本などが平気な顔をして一冊の文庫で売っていたりします。一冊分の値段で買えるので安く買えるのはうれしいのですが辞書かといわんばかりに太いので重量も上がりますし太い分読みにくいので持ち運んで読むのに適さないことが多いです。

Kindle版ですべて解決できます!!

洋書を読むことで英語力を高めるのはおすすめなのですが上記のような欠点があってなかなか難しいものがあります。僕も昔から洋書で勉強しようと思い続けていたのですが単語で躓いたり持ち運びができなかったりでなかなか読書が進みませんでした。

それらがKindleの読書に切り替えると解決されて今では結構なペースでいろいろな洋書を読んで英語力の維持と上達に貢献しています。

持ち運びが簡単

持ち運びの重量はKindleを読む端末に依存するので何冊持ち歩いていても重さが変わりません。またいちいち本を開く必要が無いので立ったままで電車に乗っているときでも読書を楽しむことができます。

わからない単語が簡単に調べられます

英語を学び始めたばかりで単語力が極端に低い場合を除いて一般の英語学習中の読者がわからないと思うレベル単語には単語の上に単語の意味があらかじめ書いてあります。とはいえ結構簡単な単語にも意味がついていたりするのでそんなに身構えなくても大丈夫だと思います。

説明の例としては例えばobserverという単語が文中に出てくるとその単語はobserver(one who is present to see)となっています。これは簡単な単語の例ですがこのようにおそらくよく調べられる単語にはあらかじめすべてルビがついているので読んでいて知らない単語が出てくればルビを確認すればそこで読書が止まらず先に進むことができます。

これらのルビが付けられる単語のレベルは五段階と非表示から選べるので自分の英語レベルに合わせて選ぶことができます。僕は一応最も多くルビが表示されるモードにして読書を楽しんでいます。

もしルビを読んでも意味がよく分からない場合やルビがついていない単語でわからないものが出てきた場合でもわからない単語を長押しでタッチすると辞書が開いてわからない単語の解説を読むことができるので別に端末を用意したり辞書アプリに切り替えて調べるといった手間が必要ありません。

またこうして読書中に知らない単語に触れるうちに知らない単語を覚えてどんどん語彙を増やしていくことができます。一つの本の中では内容が飛躍することが無いので知らない単語でも一冊のうちに何度も出てくることが多いです。なので最初はルビで確認していた単語をさらりと読み流せるようになるのはうれしいですよ。

辞書にないものでもネットにつながっている環境だと自動的にwikipediaが開いて意味を表示してくれるので安心です。

端末紹介

今説明したように洋書で本を楽しみながら語彙力もつけられるのでKindle端末を使うのはおすすめなんですがAmazonにはいくつかのKindle端末があります。目的によって選ぶ端末が変わるので今回は簡単に目的別におすすめの端末を紹介します。

Fire端末

モニターの大きさで大まかに三種類存在します。内部ストレージの容量を含めるとさらにいくつか種類があるのですが値段が安いわりに性能もよく使い勝手がいいです。詳しくはFire HD 8タブレット16GBを使ってみました。を参考にしてください。

Amazonのサービスを楽しむことについては上の記事で紹介しているのであくまで読書に焦点を絞って説明するとカラーであることが最大の特徴です。雑誌類などや写真のついた本のようなものを読む場合はFire端末でないと白黒になってしまうのでこちらがおすすめです。

簡単にポイントをまとめると

  • 読書以外も楽しみたい人
  • カラー表示である
  • 雑誌を読む場合にはこちら
  • そこそこ持つがKindlepaperwhiteと比べると電池餅がわるい

スマートフォンにアプリを入れてもいいですが電池を気にしないといけないので読書に集中しにくいです。その点読書用としてこちらの端末を持ち歩いていれば読書にしか使わないので電池がなくなるまで気兼ねなく読書を楽しめます。

Fire10は高いので除くとして7と8ですが僕は8をおすすめします。というのも上で紹介したようにこの端末はAmazonビデオなどで動画も楽しめるので画面が大きい方が楽しめますしほとんどの人はスマホで小さな画面のものを持っていると思うので大きいものの方が差別化できていいかと思います。



Kindleシリーズ

がっつり読書をするならこちらをおすすめします。Kindlepaperwhiteの特徴はまずは長時間読んでいても目が疲れにくいことです。

普通のパソコン画面やスマホの画面は長時間読んでいると目が疲れてきますがこちらの端末は普通の紙のように見える画面なので長時間読んでいても目が疲れにくくまた太陽光などで画面が見えにくくなりにくいです。

もう一つの特徴は圧倒的な電池の持ちです。読書することに特化しているので余計な電気を使わないので電池の持ちがすごくいいです。

また無料3Gモデルにしておくと外出先でwifiに繋げない状態でもAmazonが用意してくれている3Gモデルにしておくとwifiが無い状態でも購入した本をすぐに楽しめるのでおすすめです。容量の大きなものはダメみたいですが。

また本体がとても軽いので片手で持っていても疲れません。

まだ上のモデルも出ていますが初めのうちはpaperwhiteで初めて読書にはまったら上級モデルに買い替える感じでいいと思います。

広告は画面をつけた時の一回だけのようなのでわざわざ解除するのが面倒でない人は広告付きでもいいと思います。面倒な人は広告なしにしておきましょう。

簡単にポイントをまとめると

  • 読書をメインにするなら絶対こちら
  • とても軽いので手が疲れにくい
  • 白黒なので雑誌などには不向き
  • 電池持ちがとてもいいので何度も充電しなくてもいい。
  • 軽いので持ち運びが楽
  • 目に優しいので目が疲れにくい

こんな感じで読書をメインにするなら断然こっちがおすすめです。活字系の本はもともと無印なので文字だけの本をよく読む人はこの機会に買ってみてもいいと思います。

少々解像度がおちてバックライトがなくなりますが安価に欲しい人は無印もおすすめです。僕は数年前の無印も持っていますが暗いところで読むのがしんどいぐらいで活字を読む範囲内では特にデメリットを感じませんでした。

がっつり読書をしたい人には片手でページ送りができて画面がより明るいvoyageや電池の持ちや軽さなどもろもろが強化された最上位モデルoasisもあります。Kindleの魅力にはまった人は検討する価値があると思います。