Intel CPU Core i7-7800X 3.5GHzはつい最近発売されたインテルのハイスペックCPUです。

このCPUの特徴はメモリチャンネルが4存在しているので3Dモデリングなどのかなり大量のメモリを必要とする作業用のパソコンを作れるのも特徴の一つです。

このCPUのうれしいところはLGA2066のハイスペックCPUでありながら5万円以下で購入できるところにあります。さらにハイスペックなCPUも発売されていますし18コアという化け物CPUもあとひと月程度で発売される予定です。

それらはもちろん値段もモンスターなので高度なパソコンを仕事で必要とする人以外はなかなか手を出さないとは思いますがこのCPU程度であればハイスペックにゲームを楽しみたいコアなゲーマーでも手を出せる価格です。

このCPUを使うメリットはもちろんメモリが合計8枚させることもありますがPCX express レーン数が28もあることです。16レーンと8レーンで使えるのでグラボを複数なんて使い方をしたい人にもうれしいですね。

またコア数も6コア12スレッドあるので並行作業もお手の物です。まさに高価なおもちゃといった感じでしょうか?

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CPU

もちろんIntel CPU Core i7-7800Xです。今回はこのCPUを使って組むことを前提に考えているので当然このCPUになります。

もっと上位のCPUを必要とする人は新しく発売される新CPUを待った方がいいかもしれませんよ。お値段とともにその性能もさらに高いものが登場するみたいです。

マザーボード

とりあえず価格的に手が出しやすいものを選びました。上記のCPUが4チャンネルの中では再安価モデルなのでマザーボードも一番安い価格帯の物を二つのメーカー分選んでみました。

MSI X299 SLI PLUS マザーボード MB3936

ASUS TUF X299 MARK 2

基本的に前者の方が高性能化が可能です。対応するメモリも少し違いますしPCIEのレーンの数も少し異なります。

とはいえ対応するパーツをあつめる予算的余裕があるのかという問題もあります。元々最上級のCPUではないので他のパーツもほどほどに妥協していくことを考えるとASUSの方でも問題はないと思います。

数千円とはいえ価格差もあるので少しでも抑えていくならASUSもありですね。

メモリ

このCPUを使うと最大16GB×8の128GBのメモリを積むことができます。

そこまでのメモリが果たして必要なのかは気になる点ではありますがせっかく4つのデュアルチャンネルを作れるのでメモリを買うときは同じメーカーのものをセットで買うようにしましょう。

二枚でこの値段なので8枚買うことを考えるとお値段が恐ろしいことになりますね。

グラフィックボード

MSI GeForce GTX 1080 Ti GAMING X 11G

STRIX-GTX1080-A8G-GAMING

このCPUに釣り合うと考えるとこの辺りになるでしょう。グラフィックボードはチップが一緒であればメーカーごとの違いはほとんどないのでマザーボードと同じメーカーにしてみたりひいきのメーカーにしてみたり、はたまた値段が安いものにしてみたりと好みで選べばいいでしょう。

無いとは思いますが相性が心配なのであればマザーボードと同じメーカーを選んでおくと安心です。

財布的に恐ろしいところは複数枚差すこともできるという点です。そうした場合電気代や排熱量も恐ろしいことになるのでしっかりと考えてから手をだしてくださいね。

クーラー

まだLGA2066対応のクーラーはあまり出てきていませんが2011のクーラーも対応するようなのでその中から選びました。

CRYORIG CPUクーラー デュアルファン サイドフロー R1 UNIVERSAL

おススメのクーラーです。かなり大きいですがその分冷却能力もかなりのものであり個人的におすすめするクーラーです。

僕もCore-i7 6700Kで組んだパソコンで使っています。

パソコンにここまでお金を使える人であればこの辺りから本格的な水冷に挑戦していくのもありかもしれません。

ケース

なんでもいいと思いますが発生する熱も結構なものになるのでしっかりとファンを増設できるケースが必要になります。

個人的にはFractal Design Define R5 あたりがおすすめですね。

電源

グラボ二枚差しメモリ8枚差しといった最大の状態で計測してみると750Wぐらいになりました。恐ろしい。

二倍の法則でいうと1500Wですが損なものはむりなので1000W程度でベストな電源を考えてみるとこの辺りでしょうか。

このクラスになると数も限られてくるので本気で作る気なら海外から個人輸入するのも一つの手段です。Amazon.comを使うなら日本のアマゾンと同じ感覚で使えるので比較的簡単です。

僕も以前EVGAの電源を個人輸入してみたことがあります。

まとめ

意外とCPUが安かったのでこのCPUで超ハイスペックマシンを作ったらどうなるのだろうと思って構成を考えてみましたが総額が大変なことになってしまいました。

これだけの総額になるのなら日本円にして25万円はしそうなCore i9-7980XE Xtreme Editionなんてもので組んだ方が逆に吹っ切れるかもしれませんね。

完全に趣味の世界です。普通の仕様範囲内であればこれだけのスペックが必要になることはほぼないと思うのでよほどのゲーマーか金持ち以外は手が出せないですね。

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