Kindlepaperwhite?Fire7?FireHD8?読書に便利なのはどの端末なのか?目的別に比較してみました。
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結構Amazon端末を買い集めてとうとうメインに使っているのは三台になりました。
3つもいるのかと思われるかもしれませんが意外と複数あると便利です。今回はあくまでKindleなど電子書物で読書を楽しむときにどの端末が便利なのかという点に置いてそれぞれの端末の長所、短所を述べていきたいと思います。
今回の検証にはKindle Unlimitedの無料体験で読める大量の本を参考にしています。デメリットもいくつかあるサービスですが無料で試す分には読んでいて楽しい本もたくさん存在して面白いので是非無料体験を試してみてください。
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現在体験継続中のアマゾンの読み放題サービスです。少々欠点もあるものの無料で対象の本を何冊でも読めるのはとてもうれしいですね。
会員になっておけばKindleUnlimited内の本で過去に見た自分に興味のある分野の本がおすすめされるのでそこからどんどんと読みたい本を読んでいくのは結構楽しいですよ。
カメラの本ややパソコンソフトの使い方の本など少々マニアックな趣味の本は意外と充実しているので自分の興味とかぶっていればお金をだしても損ではないのではないでしょうか?
気になる人は以下の生地も参考にしてください。
Kindlepaperwhite
Amazonの読書専用端末Kindleシリーズのバックライトがついて解像度が上がった上位モデルです。
Kindleもおすすめですがバックライトの有無はいろいろな読書環境で本を楽しむときに結構大きな違いになってくるので財布に余裕が有ればこちらのモデルの方がおすすめです。
Kindleは電子ペーパーを使用しており目に優しくまた電池の持ちも抜群です。
漫画用モデルも存在しますがこちらのpaperwhiteでも特に困ることなく漫画を楽しむことができます。基本的には活字を読んでいくならKindlepaperwhiteが一番の選択肢になるのではないでしょうか?
基本的なメリットを簡単に並べると
- 電子ペーパーなので目に優しい。
- バックライトがついているので少々薄暗くても問題なく読める
- 電池の持ちがかなりいいので外で使い続ける場合でも電池の残りを気にする必要がない。
この辺りがKindlepaperwhiteを使うメリットです。これらのメリットはFire端末では得られませんし電子ペーパーを使っているからこそ得られるものです。
逆にデメリットは何といってもカラーの本を読むときの不便さですね。電子ペーパーで白黒なので写真などがついている雑誌類を読むこと自体は出来ますが勿論白黒になってしまいます。
また白黒の本であっても表や図などが書かれている本を読む場合Kindlepaperwhiteを使ってもある程度の拡大は可能ですがその見にくさは否定できません。
また動作の遅さも欠点といえば欠点です。読書専用端末なのでハイスペックなCPUが積まれていませんので各動作の遅さはある程度は我慢する必要が有ります。
ほんのページ送りぐらいは問題ありませんがネット上で本を買うときなど少し不便に感じてしまうところは否定できません。
簡単にデメリットをまとめると
- 白黒になるので写真などが表示される雑誌類を読むのには適さない。
- 白黒でも図や表が載っている本では少々確認しにくいところがある。
- あくまでも読書用端末なので読書以外の機能についてはあまり期待できない。
- Fireシリーズと比べると少々高価
こんな感じになります。とはいえ白黒の本、特に活字などを長時間読むときには目も疲れずに軽いのでとても便利です。
特にまだ習得が十分でない英語などの勉強もかねて洋書を楽しむときなどはwordwise機能もあり本当に便利です。英語学習用に購入するのもおすすめできます。
細かい感想などは以前書いた記事も参考にしてください。
Fire7/FireHD8
こちらはAmazonの販売しているタブレットパソコンですね。
豊富な機能と優秀なスペックを持ちながらとても安価で購入することができるのでとてもおすすめな端末です。
読書もできますがあくまでも読書は沢山の機能の中の一つにすぎません。読書に特化したKindlepaperwhiteとは少々使い勝手が異なりそこが読書をする上でメリットにもデメリットにもなります。
読書時におけるこちらの特徴は何といってもカラー表示できることにあります。本の中には雑誌などKindle用に再編集されていないものも多いのでそういった本は小さな画面の端末では非常に読みにくいです。
それらの欠点を満たすという意味では必須になる端末です。簡単にメリットを並べると
- カラー表示なので写真なども見やすい
- 指先だけで簡単に拡大縮小が可能なので細かいところなどを確認したいときに非常に便利である。
- Kindleと比べて動作が軽快である。
- タブレットパソコンなので読書の間にわからないことなどを同じ端末で簡単に検索して調べることができる。
- 大画面なので雑誌など単一レイアウトの本を楽しむときには圧倒的に有利
こんな感じになります。
カラー表示に関してはいうまでもないでしょう。写真などをカラーで楽しみながら読書ができるので好きな分野の雑誌など写真が多く乗っているものを読むときにはKidnle端末では十分に楽しめません。
二つめも地味に便利です。本を読んでいると簡単な表や図などが載せてある時がよくあると思いますがそんな時に軽く指先を動かすだけで大きくしたりもとに戻した利ができるのは読書を進めていくうえでとても便利な機能です。
この特徴は次の動作の軽快さにもつながっています。Kindleは電子ペーパーの性質上や使われているCPUの弱さも組み合わさってただのページ送り以外の動作がすこしもっさりしています。
この点Fire端末はタブレットパソコンなのである程度CPUは優秀ですし目的のページに目次から飛びたいときなど少し変わった動作をするときにはその動作の軽快さは段違いです。
例えば複数のブックマークの中から目的の情報が書いてあるページを探しなおすときなど早い動作が求められる場面ではこのわずかな動作の軽快さの違いが圧倒的に有利です。
Fireは簡単にネットも閲覧できるので読書中少しわからないことがあればwikipediaはもちろんのこと関連する画像などもすぐに同じ端末で確認しながら読書を楽しむことができます。この辺りはパソコンの性質も持っている強みですね。
最後のメリットはFireHD8の方がより大きく実感できます。写真と文章が一緒になっている雑誌類の場合圧倒的にFireHD8がおすすめです。僕も雑誌を読むときは基本的にFireHD8を使っています。
逆にデメリットを並べると以下のようになります。
- 電池の持ちがKindleと比べるとよくないので充電せずの長時間の仕様は不可能
- ブルーライトで少々目が疲れやすい。長時間の読書には不適
- 大きくなるにつれて重くなるので少し手が疲れる
こんな感じでしょうか。基本的にはKindleで読む場合のメリットがない分それがそのままがこちらで読書するときのデメリットになります。使っていて一番大きいデメリットはやはり電池の持ちでしょうか?
家で読むときは気になりませんが外では音楽を聴いたり映像を見ることもあり電池が無くなるのが早いです。なので読みたいと思ったときにほとんど電池が残っていないなんてこともよくあります。
その点Kindleは読書専用で電池の持ちがいいので読みたいときに電池が無いといったこととは無縁です。
これらの端末のレビューは以下も参考にしてください。
目的別おすすめ読書端末
以上から目的に応じて端末を選ぶと以下のようになります。
・活字の本
断トツでKindleですね。タブレット端末で長時間本を読むと目が疲れやすいですし電池の持ちも少し心配です。
その点Kindleは目に優しい電子ペーパーで電池の持ちもよいので最適です。
・白黒の活字の本で図やグラフが多いもの
基本的にはKindleで構いませんが図を拡大してしっかりと読み込みたいような内容の場合拡大などの作業が面倒なKindleでは少し面倒で使いにくいように感じるかもしれません。
基本的にはKindleの方がいいとおもいますが場合によってはFire7などの端末の方が見やすい場合があります。
・漫画本
これも基本的にはKindleです。ただ大量の漫画を持ち運びたい場合は容量の問題で普通のKindlepaperwhiteは容量不足になるので必要に応じて漫画モデルを購入する必要があると思います。
ただしそんなに量を読まない人であればFire7などで読むのも十分楽しめます。FireであればmicroSDによる容量の増加も可能ですし漫画などを読む場合は読む文字数が活字の本に比べて少ないので目の疲れもさほど感じません。
じっさい僕の場合3つの端末を持っていますが漫画類を読むときはFire7を使うことが多いです。
・カラーの図などが載っている本
活字の本であってもカラーの図や写真が多く載っている本を読む場合はせっかくなのでカラーで楽しめるようにFire7などを利用するのがいいと思います。
・雑誌類
雑誌類を読む場合は断然FireHD8を利用するのがおすすめです。雑誌はもともと大きめに作られているので中のデザインもそれに応じたものになっており小さな画面で楽しむのは少々難しいことがあります。
場合によって拡大してもいいですがそれでも画面の小ささは不便に感じることもすくなくないので雑誌をよく読むという人はFireHD8を購入した方が言いと思います。
まとめ
読書に関する使い勝手の違いはいかがですか?
簡単に言うと活字や漫画をメインに読むなら断然Kindlepaperwhiteがおすすめで写真やカラー要素を含む本を読む場合はFire端末をおすすめする形になります。
こうして書いていると大きいFireHD8が有利に見えると思いますが外での読書の際は立ちながら使っていても小さくて扱いやすいFire7は意外と使いみちがあります。機能としてはFireHD8とほとんど変わらないので外で使うならFire7の方が扱いやすいかもしれませんね。
Amazonの端末は読書状態をネット上で共有してくれるのでシーンごとに複数の端末を使い分けるのが一番便利になります。
例えば白黒の本をKindlepaperwhiteで読んでいって少し小さめで見にくい図や表が出てきたら一度Kindelを横に置いてFireで確認する。
確認が終わったら続きをKindlepaperwhiteで再開する。こんな使い方ももちろん可能です。
どれか一つだけ買いたいというなら白黒、カラー両方に対応しており値段も安いFire7が一番おすすめになると思います。もちろんすべておすすめなのでまずは用途の広いFire端末を使って楽しんで気に入ったらKindleを買い足すというのもおすすめですよ。
安く買う方法などは各記事に書いてあるので気になる人はそちらも参考にしてくださいね。
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