一眼レフのカメラと言えばマニアが使用するものという印象が一般的なのではないでしょうか?
それはある意味ではその通りですが初心者であっても特別な環境で撮影したいものがある場合は必須となるアイテムでもあります。
今回は初心者におすすめな一眼レフカメラK-S2の紹介と小さなコレクションを写すときに有ると便利なマクロレンズを紹介したいと思います。
一眼レフである必要性
最近はスマートホンでも十分すぎるくらいきれいな写真が撮れますしカメラを用意するにしても安価なコンパクトデジカメで十分いい写真をとることができます。
そんな中でわざわざ一眼レフを選ぶ理由はなんなのでしょうか?
それは一眼レフはレンズを交換することが可能である点です。基本的にデジタルカメラはレンズは内蔵されたものを使用するのでレンズの交換をすることはできません。もちろん日常の写真や風景をとる目的だけならそれだけで十分なのですが特定の条件下では普通のカメラでは満足いく写真を撮ることができません。
遠くのものを大きく写したい場合
これが一番一眼レフを使用するイメージを持ちやすいのではないでしょうか?映画などでプロのカメラマンやカメラを趣味にする人が長いレンズをもって遠くの風景を撮影する光景を見たことがある人も多いと思います。
例えば月の写真を撮ったり、地下ずくと逃げてしまう動物を写したり、木の上にとまっている小鳥を撮影するなどの用途ですね。
これは一般的なデジカメやスマートフォンのズームにはズームの限界があり一眼レフ以外で行うのは難しいと思います。
小さなものを大きく撮影する
これも一眼レフ以外では難しいです。
小さなアクセサリーなどを大きく撮影したりこのブログでよくやっているような万年筆のペン先のようなものを撮影したりするようなことですね。
このような用途で使用するマクロレンズの特徴は他のレンズに比べて被写体を大きく撮影することができます。
レンズによっては数センチまで近づけて撮影することも可能です。
このレンズで撮影できる写真の例としては雫のついた花のような写真ですね。以下の写真は他のカメラなどの一般的なレンズでとったペン先の写真とマクロレンズで撮影したペン先の比較です。
ピントが合う範囲で撮影するとこれだけの差が生じてしまいます。
・標準レンズ
・マクロレンズ
マクロレンズを使うと肉眼で見えるよりも大きく撮影することも可能なので小さなコレクションを撮影するのにも最適です。
もちろん水滴などを撮影することも可能です。
その他
他にも特徴的な写真が撮れる魚眼レンズや広角レンズといった普通のカメラでは写せない写真を撮ることが可能になるレンズもいろいろとあります。
距離や移り方以外にも暗いところでとるのに適したレンズなどいろいろな種類があるので用途に合わせてレンズを利用できるのが一眼レフのつよみです。
購入すべきメーカーは
主要な一眼レフのメーカーはキャノン、ニコン、ペンタックスの三台メーカーがあります。
基本的にはキャノンとニコンがおすすめされることが多いです。その理由としては一眼レフの中で一番お金がかかるのがレンズ代でありそのレンズに各メーカーごとの互換性がないからですね。
ペンタックスは少し前までフルサイズのデジタル一眼レフがなくそれ故にフルサイズにランクアップさせたい場合など古いレンズが使えないなどの問題があったからのようです。
また売れ筋がキャノン、ニコンであるので他社が出している少し安いレンズでペンタックス用のものがないことがあるというのが理由のようです。
しかしながら実際のところはレンズの選択肢自体はかなりのマニア以外はあまり気にしないと思いますしレンズの数も必要なものは正規品を買えばいいだけの話なので大量のレンズを集める必要のあるプロ以外はあまり気にする必要がないような気がします。
安いモデルでも防塵防滴機能がついていたりと他にないメリットもあるのでおすすめです。
ペンタックス KS2について
最近掃除をさぼっているので細かいほこりなどの汚れはスルーしてください。
男がつかうカメラとしては大きさもいい感じで非常に使いやすいです。
またデフォルトで防塵防滴が備わっているのできちんと防塵防滴機能のあるレンズを使っている場合は雨の中の撮影やアウトドアなどでの撮影も問題なくこなすことができます。
正直機能を使いこなせているとはいえませんが安いデジカメやスマホとは取れる写真のキレイさに大きな差があるので写真が好きな人は手に入れてみる価値が十分あると思います。
またWiFi機能でスマホと接続できるのでスマホにアプリを入れておけば集合写真のようなものを撮るときの遠隔操作も可能ですしスマホで写真の確認を行うこともできます。
パソコンとの接続は一般のmicroBのUSBケーブルで行えます。スマートフォンや各種デバイスで使用されることの多いケーブルなので常にパソコンから伸ばしておくと何かと便利なケーブルですね。
一般的なケーブルなので百円均一でも普通に売っていますし持っている人も多いのではないでしょうか?
レンズの付け替えができるメリットに関しては実のところほぼ利用していません。というのも普段メインで使っているレンズがペンタックスのマクロレンズのPENTAX-DA35mmF2.8 Macro Limitedをつけ続けているのですが卓上の写真を撮るなら接写できるこのレンズが非常に使いやすいですし屋外で使うレンズとしても対象によることができるので見かけた花の写真から普通の風景の写真までこのレンズ一つである程度こなすことができます。
大きさ自体も比較的コンパクトなので持ち歩くのにも非常に便利ですね。撮影対処によってはオートフォーカスが仕事をしないこともあるのでそんな時はマニュアルでとる必要はありますがレンズが軽いので手での調節も楽だと思います。
さっきの写真のような小さなものを大きく写したい場合は必須になると思います。
キットレンズセットについて
僕が購入したのは標準レンズと望遠ズームレンズが付いたダブルズームセットなのですが正直なところキットレンズセットを購入する旨みは少し低いかもしれません。
というのもキットレンズについてくるレンズはセット用の安価なものでレンズにこだわって嵌っていくともっと高性能なものが欲しくなってしまうと思いますし実際にキットレンズを使用するかは少し疑問です。
僕自身上記のマクロレンズを手に入れてからは全くと言っていいほど使用していません。望遠ズームはたまに使用しますがやはり少し安っぽいですしね。
しかしながら本体を買うときにレンズがセットになっているものを購入するメリットとしてはバラバラに買うよりもかなりお買い得に購入できることです。
それらを考慮するとセットで買うのであれば「DA18-135mm」がセットになっているものを購入するのがベストだと思います。これ一本で広角から望遠まで対応しるのでレンズを切り替える必要がないですしこのレンズそのものもきちんと商品として売られているものなのでセットレンズ特有の安っぽさもありません。
防塵防滴能力もきちんとそなわっているのでKS2の利点を殺すこともありません。そういう意味では非常におすすめできるセットです。
まとめ
普通のカメラで撮れない写真を撮るなら一眼レフに手を出してみるのも面白いと思います。
ペンタックスを選んで特に困ったことは無いですし初心者であればどのメーカーを選んでも問題ないと思うので欲しいレンズなどを参考にメーカーを選ぶのがいいのではないでしょうか?
実際かなりきれいな写真が撮れるようになるので写真を撮るだけでも楽しくなると思いますよ。このブログでもある時を境に写真のクオリティが上がっているのがわかる人にはわかると思います。
明日からのサイバーマンデーでもKS2のDA18-135mmセットが出るようなので気になる人はこの機会に手に入れてみるのもいいかもしれません。
レンズだけで3万円以上するのでセットで購入するととてもお徳です。僕も今買うならキットレンズではなくこちらのセットにしたと思いますが初めての時はレンズが多い方がいいと思ってしまいました。