元々AMDはインテルに比べて安価に購入できるのがいい点だったのですがここ最近のAMD CPUの急激な進歩とIntelCPUの不祥事もありAMDでパソコンを組むということがしばらく主流になるのかもしれません。

そんな今アツいAMD CPUですがかなりの性能をそれなりに安価に実現できるので今ゲーミングパソコンを作るなら手を出してみて損はしないです。

どのパーツにお金をかけるべきか?

せっかくのAMD CPUを使ってゲーミングパソコンを組むのですからRyzenを使うのは当然としてどのグレードを選ぶかという問題もあります。

しかしCorei7になると値段が跳ね上がるインテルと違いAMDはRyzen7でも2万円代で購入可能なのでできればできるだけハイスペックにRyzen7を選んでみるのがお勧めです。

またゲームに必須のビデオカードですがAMDならRadeonで統一使用と思うかもしれませんがゲームは基本的にNVIDIA向けに作っていることが多いですし万能なのでこだわりが無いのならNVIDIAを選べばいいでしょう。他は基本的にインテルで組む時と同じですがCPUとマザーボードは流用できないので注意が必要です。

CPU Ryzen 7 2700X

正直なところゲームをするだけで言えばRyzen7であればどれを選んでもそう困ることは無いと思いますし節約してもいいのですが価格差がそこまで大きく無いこととクーラーも付属すること、ゲームをやるときにCPUに余裕があると何かと安心であることを踏まえると現状でもこの辺りがお勧めになります。

性能を追求するのであれば最新の第三世代Ryzenを使っていいグラボを積んでとやればいいと思いますがスペック的にそこまで大きな差があるわけでは無いですし価格的にも落ち着いて来ているので今買うのも普通にありだと思います。

マザーボード B450 Steel Legend

AMDマザーはインテルに比べ数も少ないのですが価格がある程度控えめで拡張性もしっかりあるということでこのマザーボードを選びました。

マザーボードの違いはパソコンそのもののスペックに影響を与えにくいのでチップセットさえ正しいものを選べば好きなものを買ってもいいとは思います。

グラフィックボード

安定の以下のボードをお勧めします。予算的に余裕があるのであればGTX 1660、価格を抑えたいなら1650を選んでおけば問題はないです。4Kなどの高画質でゲームがしたいなんて特別な目的が無い場合はどちらでもたいていのゲームに対してオーバースペックなので1650を選んでも困ることは少ないでしょう。

メモリ

どの記事でも行ってますがメモリはとても重要です。ゲーム用途であれば最低でも16GBは欲しいところです。価格も落ち着いてきているので欲張るなら32GB積んでみてもいいですが(自分のゲーイミングパソコンは32GB積んでいます。)そこまで要求されることはほぼ無いですしとりあえず16GB積んでおいて必要に応じて追加する形でもいいと思います。

ATXマザーならメモリを4本させるので後から追加するのも簡単なのでそういう意味でもゲーミングパソコンはATXマザーの方がおすすめです。

ストレージ

500GBあればそんなに困ることは無いです。ゲームをたくさんインストールしたい場合は値段も落ち着いているので予算に余裕があれば1TBを検討してもいいですがそこは自分の財布との相談になりますね。

今回は価格を抑えるという目的なので500GBを選びました。

電源

CPUを少しいいものにしたのであまり安物の電源を選んでパーツを道連れに恐れられても困ると思い少しいいものをチョイスしました。

このような線を取り外しできる電源は取り回しも便利ですし必要のない線は使わないままにしておけるのでケース内がすっきりします。

ケース

正直ケースはなんでもそこまで変わりませんし安いものを買っても空気の流れの問題で冷却効率が落ちるのと作成難易度が上がること(作りが悪いため)、遮音性が低いのでパソコンが煩くなる可能性があるぐらいしかデメリットがないので自由に決めてもいいですがせっかくなのでそこそこいいものをチョイスしておきました。

数千円の安いものを選んでも構いませんが電源とセットのケースを選ぶのはできればやめておきましょう。セットのケースは安価なパーツを集めて作るのにはいいですが今回のようなゲーミングパソコン用途には容量が物足りないことも多いですし何より安定性が低いので最悪せっかく購入した他のパーツを道連れにして壊れます。

OS

Windows10 homeでいいです。価格を抑えるならDSP版を利用してもいいですがゲーミングパソコンの場合32bitを選択するのはやめましょう。絶対に64bitこれだけ覚えておけば大丈夫です。

まとめ

今回の構成はOSこみのGTX 1660を選んで大体12万円程度です。ケース電源、グラボなどを抑えたりCPUをより低価格のものにすることでゲーム用途にも十分使えるPCを10万円いないで作れますがそこまでの差では無いですし将来的にもっと性能のいいパソコンが欲しいとなればより多くのお金が必要になるのでせっかく作るのであれば少し奮発してこれぐらいの構成にしておいた方が後々満足できると思います。

現在はAMDに流れがきているのでインテルよりもAMDで組んでみようという人も是非挑戦してみてください。