ゲームをするためには思った以上にスペックが必要で安価にゲームをしたいならPS4等ゲーム機を購入するのが一番安上がりです。しかしSTEAM等を利用してのゲームはかなり便利でゲームをしながら自分のプレイを録画してみたりと色々できることも多いのでPCでゲームをしてみたいという人も多いのではないでしょうか?
今回はそんなゲーム用PCが欲しいから自作に挑戦してみたいけど予算が心配だという人の為にできるだけ価格を抑えながらストレスなくゲームできる構成を考えてみました。

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前提条件

今は3Dゲームが基本なので基本的にグラフィックボードは必須になります。それに加えて性能が高めのCPU、そこそこの容量のメモリ、この辺りは外せないポイントでしょう。

今回は人気ゲームをプレイするための前提の構成ですが今回紹介する構成のスペック以下でも表示画質を落としたりすることで問題なくプレイできることはあると思いますが快適にプレイできないと意味が無いのである程度余裕を持たせたスペックにはしています。

ゲームの種類にもよりますがFPSゲームなどは出来るだけハイスペックな構成にしてCPUも高性能なものを選んだ方がいいのは間違いないのですがそのためには専用の高いゲーミングモニターも必要になり予算が跳ね上がるので今回はストレスなく普通のモニターでプレイできるレベルを基準にします。

CPUについて

最近のCPUはある程度低いグレードの物でも高性能ですので少しケチっても困ることは無かったりもするのですがこれから先どんどん登場するゲームも同じパソコンを使用して楽しみたいと思いますのでギリギリは責めない方がいいでしょう。

Dead by DaylightやAPEXといったゲームをプレイするのに必要なスペックはインテルの最新のi3であれば問題ないように公式が発表していますが余裕をもってCorei5あたりを使えば問題ないと思います。

今回選んだのはCore i5 9400Fです。

内蔵グラフィックがない代わりに安価に購入できることが特徴なのですがゲーム用途で使用する場合グラフィックボードなしというのはそもそも無理な話なのでいらない機能を削っているのはメリットになります。

現在発売されているゲームも特に設定を落とさなくても遊べるスペックがあり(もちろん4Kでの高画質プレイなどは除きますが)ゲームができるパソコンを作る範囲では最適なCPUだと思います。

マザーボード

価格を抑えるという意味で選ぶと以下の製品がいいでしょう。

発売時期の都合上古いロットの製品を購入してしまうとBIOS(マザーボード内のソフトのようなもの)が上記のCPUに対抗していない可能性があるようですが今の時期にAmazon等回転の速いショップで購入するのであれば問題ないかと思います。おそらくでありますがAmazon直営のもので古いロットの物が混ざっていることはないでしょう。

ゲーミングパソコンを作るとき特に初めての自作パソコンにはATXマザーがおすすめです。小型のマザーボードではパーツごとの干渉などを考慮しながら組み立てなくてはなりませんし熱が籠るのでゲーム向けではないです。

メモリ

先ほど例に挙げたゲームでは推奨メモリは8GBになっていますが一般使用の範囲でも8GBは最低限欲しいレベルなので二倍の16GB用意しておいた方がいいでしょう。

グラフィックボード

少々値は張りますがゲームをする上でグラボは生命線なので以下のものを選択しました。

より予算を抑えたいのであれば以下のような製品も候補に挙がりますが今買うのであれば上記の製品がおすすめになります。

記憶デバイス

ハードディスク、SSDの選択肢がありますが最近のゲームは割と容量がでかいので大容量のハードディスクは用意した方がいいかと思います。
特に自分のプレイを録画するといったことをする場合はハードディスクがあった方が絶対にいいでしょう。

現在はハードディスクでもOptaneメモリを使用することで大容量⁺高速化が実現可能なので大量のゲームをやる場合はこの方向で行ってみるのもいいでしょう。

ただ今回は出来るだけ予算を抑えて簡単に作れるというコンセプトなので500GBSSDを採用しました。

今回選んだマザーボードはoptameメモリに対応していますので後々容量が足りなくなり上記の構成に変更することはできるのでとりあえず500GBのSSDを選択しました。

因みに現在使用しているゲーミングPCのひとつは組んだのがOptane発売前の物+メインSSDが256GBしかないこともあり3Tハードディスクを増設しゲームのインストールはそこに行っていますが遅さを感じるといったことは無いのでそこまで神経質になる必要もないかと思います。

電源

高価なものになれば安定性が増しますし静かだったりするのですが予算を抑える兼ね合いもあり以下のものを選択しました。今回の構成であればそこそこ拡張することを考えても600Wもあれば十分だと思います。

後気にする点としては安い電源はケーブルの本数が少ない⁺短いということもありケースの種類によっては取り回しが面倒になることがあります。個人的にはケーブルをつけ外しできるタイプが取り回しもよくお勧めですがそこは各自の財布とケースと相談して判断してください。

ケース

ケースに関しては好みと価格と相談して決めればいいので何がいいとかはありませんが安い物としては以下のようなものがあります。

このケースもその類でしょうが安い物はある程度ペラペラでかつドライブやHDDの取り付けが面倒だったり(そこまで気を回して設計していない)することがあるので本当に価格と好みと相談になるとおもいます。

お勧めのケースに関しては以下も参考にしてください。新しいものはそのうち作れたら作ります。

総額とまとめ

上記の構成で大体ハード代金で9万円程度(グラボを1650にすれば8万円程度)、それにOSとしてwindows10 homeのOS代金2万円弱を加えることで作ることができます。初めから自作パソコンに大金をかけるのは心理的にも難しいのでこの辺りが無難かなーとは思います。

windowsに関してはDSP版を購入すれば少し安く購入できるのでDSP版もおすすめです。またwindows10 proも存在しますが通常の仕様の範囲ではproである必要はないといっていいのでこだわりがある人以外はhome版で十分でしょう。

何台も組むという人であっても基本この手のソフトは一台につき一ライセンスなのでいいものを買って何度も使えるといった物でもないのです。

因みに僕自身初めての自作パソコンはOS抜きでモニター込みで10万円程度でした。

後は必要に応じてBDドライブやマウスキーボードモニターを用意しましょう。ゲーミングPCは少し値が張りますがソフト自体はSTEAMセール等で格安で購入できることも多いので長い目で見ればそこまで高いものでもないような気がします。興味のある人は是非試してみてください。

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