ニューバランスでは二種類のインソールが売られています。

このインソールの使いかたとしてはもともとついているインソールがすり減ってきてしまった時に変更したりするといった使いかたももちろんできますが新品購入時でもインソールを変更することでより良い履き心地を得られるというメリットもあります。

今回はそんなニューバランスの二種類のインソールのそれぞれの特徴と使いかたについて紹介したいと思います。

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二種類のインソールはスニーカーの二種類の木型に対応している

ニューバランスのスニーカーでは使われている木型が二種類存在することを知っているでしょうか?

もちろんモデルごとに細かい部分は異りはしますが基本的につま先が細めの作りの木型のSL-1とつま先が少し太目のSL-2の二種類が存在します。

SL-1がつかわれているモデルとしては996などの900番台やM1500など外見上も細身のモデルになってきます。

Sl-2はM574やM1400など全体的に丸みを帯びたデザインになっているモデルになっています。

上がつま先が少し太目のSL-2で作られたML574、下が全体的に細身なSL-1で作られたMRL996です。

それらにそれぞれ対応するのがRCP130とRCP150

RCP130は少しつま先が太い木型に合わせて作られたインソールです。

なので木型だけで合わせるならM1400やML574などと合わせるといい感じになるのではないでしょうか。値段は1000円+税が定価です。

もう一つのインソールRCP150は細身の木型SL-1に対応したインソールです。

細いとはいえそこまで差があるわけではないので別にSL-2で作られたM1400などに入れたからと言ってぐらぐらするようなことはありません。

こちらは少し定価が高く1500円+税ですね。

二つのインソールの特徴は?

値段に差があることからもわかるように二つのインソールは素材などの違いがありそれによって少し履き心地にも違いがあります。

とはいえ別にRCP150が完全な上位互換なのではなくそれぞれに特徴があるのでその特徴を簡単に紹介したいと思います。

インソールの素材の違い

RCP130にはREVLITE

インソールに使われている素材の違いが一番大きいでしょう。

RCP130にはRevliteが使用されています。パッケージの裏には優れた軽量性とクッション性があると書かれています。

この素材が使われたモデルとしてはMRL996があります。こちらはミッドソールに使われていますが確かに軽さとクッション性がおすすめなモデルです。

RCP130

RCP150はABZORB

RCP150には優れたクッション性に加えて衝撃吸収性能と反発力に優れた素材ABZORBがつかわれています。

このABZORBはM1500やM998などといった上位モデルのミドルソールにつかわれている素材でありニューバランスの技術の結晶といえるでしょう。

RCP150

RCP150にはかかと部分にプラスチックのフレームがあります

これはRCP150の特徴なのですが踵まわりから土踏まずあたりにかけてプラスチックでおおわれています。

TPUスタビライザーというそうなのですが使用していく中でもプラスチック素材のおかげでここが落ち込みにくくなるので履いていく中でもスニーカーの安定性が落ちにくく足が安定するそうです。

木型の違い

先ほども紹介したように二つのインソールは想定されている木型に違いがあります。

写真を見ればわかるように少し幅に違いがあります。なので基本的にRCP130の方がカットするところは多いのではないでしょうか。

色の違い

色の違いが何だと思うかもしれませんがスニーカーをきれいに保ちたいと考えるなら少しは影響があります。

RCP130は黄色RCP150は青と赤という色をしていますがこの色がスニーカーに移ってしまうことがあるようです。とはいえ色が写るところはインソールの下で基本的に見えない部分なので何の影響もないように思いますがもし将来的にスニーカーを売却したいなんて考える場合は気にした方がいいかもしれません。

まあ基本的にインソールを入れ替えるのは自分がつかうためだと思うのでそこまで必要はないと思いますが気になる場合は少しでも色が薄く色移りが少ないであろうRCP130を選択した方がいいかもしれません。

インソールの交換の仕方

インソールは大まかなサイズを選んで購入しますが自分のジャストサイズではないので自分のスニーカーに合わせてカットする必要が有ります。

インソールのパッケージの中には写真のような型紙が入っているので自分のサイズに切り取ったうえで使用することもできます。

ただ正確なサイズはスニーカーごとに異なるので一番簡単で確実なのはもともと入っていたインソールに合わせてカットしていくことですね。

この方法だとRCP130をSL-1の木型の靴に合わせてカットするときなども簡単です。

実際にRCP150をM1500に入れてみた感じはこんな感じです。元々のインソールと入れ替えてみると気持ち歩き心地がました気がするのでよりいい履き心地を求めるのであれば初めから入れ替えてみるのもいいかと思います。

因みにこのM1500は28センチでインソールは28.5のOですがノーカットでぴったり入りました。ある程度の差は気にしなくてもいいのかもしれません。

どちらのインソールを選ぶのがいいのか?

基本的には好みで自分の好きな方を選ぶといいと思います。スニーカーによっても相性があるでしょうし個人個人で好き嫌いもあると思うので一概にどちらがいいかは決められないと思います。

しいて言えばランニングなどに使って歩くときに反発力が欲しいと思う人はRCP150を選んで置いた方がいいでしょう。

反発力が欲しければRCP150、軽さを求める人はRCP130ぐらいでいいのではないでしょうか。あとは木型に合わせて選ぶなどですね。

購入先は?

個体差が有るものでもないですし見かけたところで購入すればいいと思います。

ただサイズがあるものなので欲しいと思ったときには品切れなどということもよくあるのでいろいろ見て回ってもいいでしょう。

ネットで買う場合はAmazonや楽天で探すのもいいですしABCmartの公式サイトで探すのもいいでしょう。ABCマートはニューバランスの正規代理店なので在庫があることが多いのではないでしょうか。

靴の総合通販:ABC-MART.net

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