今日は僕がおすすめする機械式腕時計であるオリエントスターセミスケルトンを紹介します。

現代の定番の電気で動く時計ではなくゼンマイの力で動く時計ですので電池式よりも使いにくさはありますが好きな人にとってはそこが楽しいといえます。

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機械式腕時計を選ぶ理由は

基本的には趣味としか言えないでしょう。精度はクォーツに勝てませんし少しの間使わずに置いておくと止まってしまうといろいろと手間がかかってしまう時計です。

しかしながらゼンマイとバネの力だけで動く機構の楽しさや滑るように動く針の動きが好きな人であればクオーツよりも使っていて楽しい時計といえるでしょう。

他のメリットとしては手入れ次第では世代をまたいで使えるというメリットがありますね。オリエントスターはそこまでして使う時計ではない気もしますが機械式時計は手入れ次第でずっと使い続けることができます。

オリエントスター

オリエントの時計の中で少し高価なラインの時計です。オリエントはさらに安価なオリエントから高級志向のロイヤルオリエントも存在します。

比較的安価ながらデザインのいい商品を多く出してくれておりコストパフォーマンスに優れた時計です。

ある程度安価で購入できる機械式時計なので若い人でも気軽につけることができますし普段図解にも最適な時計です。

オリエントスター セミスケルトン

文字盤のデザイン

早速ですが時計の紹介に移ります。

このモデルの特徴は表から機械の構造の中の一番重要な部分のテンプやひげゼンマイの動きが見える構造になっておりゼンマイなど古典的な機会が好きな人にはたまらないデザインになっています。

一般的にオープンハートと呼ばれるデザインで文字通り時計の心臓部が見えるようになっている時計といえます。

今回は黒の文字盤を選びましたが他にも白や青の文字盤があります。

セミスケルトンモデルは他にもいくつかありますがこれは金属バンドタイプになっています。

黒の文字盤は深みのある色になっており高級感があります。また針には蛍光塗料が塗られており黒いところで針が光るので暗いところでも時間の確認が可能です。

また本体の直径は3.6センチ程度になっており手首が細めの人でも違和感なく着用することができると思います。

また上部にはパワーリザーブがついておりここを見ることでゼンマイの巻き具合を確認することができます。このモデルはマックスが40時間になっているので丸二日放置してしまうと止まってしまうのでこまめに使用する必要があります。

裏面

背面はガラス張りになっており中の機械を見ることができるようになっています。

自動巻きモデルの振り子が動くのを確認することができます。此方からも内部の構造が確認できますし表から見える窓の裏側もガラス張りになっているので光を透かして表からよく見ることも可能です。

厚み

1.2センチ程度の厚みがあり少し集めになっています。厚みがあるのが嫌な人は少し気になるかもしれません。

精度

機械式時計は調整によって一日のずれが異なるので個体ごとに精度は異なっています。ちなみに買ったときのこのモデルは少々はずれで一日のずれが+20秒近くありました。

気に入っていたので二年程度使用した後オーバーホールに出して再調整してもらった結果一日のずれは+7秒程度になりました。

機械式時計はかなり高級なモデルを購入しない限りはなかなかほとんどずれない機械は手に入らないのである程度は仕方ないと思います。

元が安い時計なので最低でも一万円以上かかるオーバーホールに出すのは躊躇われるかもしれませんので購入する際にはこの点は注意しておくことが必要になります。

ちなみにオリエントスターの制度がすべて悪いわけではなく手持ちのオリエントスターの別のモデルは日差+一秒という素晴らしい個体なので完全に運です。

少し放置したら止まってしまうので何日かに一度巻き上げついでに時間を合わせることを考えると制度はそこまで気にする必要がないきもします。

オーバーホールについて

機械式時計に限らず時計は歯車が内蔵しておりその軸には油がさしてあります。動かさずに放置していたり長いこと使っていく中で油が固まってしまったり少なくなってしまうことでぜんまいの動きが変わり時計の精度が下がってしまったり動きが悪いせいで歯車が削れてしまったりすることもあります。

なので大切な時計は中の部品を傷つけないためにもある程度の頻度でオーバーホールに出し内部の清掃や油を差したりといったことをする必要があります。

機械式時計は精度のこともありオーバーホールに出すことが有名ですが電池で動く時計にも油がさしてあるのでどんな時計でも長く使いたいので有ればオーバーホールに出した方がいいといえます。

しかしながら中の細かいパーツを分解して清掃し、油を差して元通り組み立てるというプロセスを人の力でやる必要があるのでどうしてもある程度の金額が必要になってしまいます。

これが数十万や百万を超える時計であれば数万円のオーバーホール代も納得できると思うのですが数万の時計のオーバーホールに一万円以上は少し勇気がいる金額かもしれません。

この辺りは自分の時計に対する愛着によって決めるのもいいとおもいます。

まとめ

オリエントスターは5万円と少し程度で買えるモデルが多く学生でも持てる時計なので機械式時計に興味のある人には本当におすすめできる時計です。

同じような価格帯ではセイコー5がありますがどちらにするかはデザインの好みで決めるのもいいでしょう。

精度よりも歯車の動きに惹かれる人にお勧めしたい時計です。

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