革靴を長くきれいに履き続けたいのであればシューキーパー（シューツリー）を利用した方がいいです。
シューキーパーは靴のしわを伸ばしてくれるのに加えて湿気を吸い取ったり靴を長く使い続けるためには必須なものになっています。
今回は手軽な価格で買えるシューキーパーとその効果について紹介したいと思います。
シューキーパーは何のために必要なの？
シューキーパーとはいったい何のために入れるのでしょうか？もちろん見た目がきれいになるからというような理由ではありません。（少しはあるかもしれませんが。）
靴の形をきれいに保つ
一番の理由は革靴の形を保つためですね。もちろん靴箱に他の靴と一緒に無理やり突っ込むのは論外ですが一日履いた後は歩いた後の方が残ります。
もちろんその状態だとある程度歩くときに合わせて靴が曲がっている状態になっているでしょう。これを繰り返していくとだんだんとしわが深くなったり靴の形が崩れたりしてしまします。
その点シューキーパーを入れると靴のしわを伸ばしておいてくれるので次に履くときにはある程度しわが伸びた状態から履けるので形がどんどん崩れていくことを防ぐことができます。
靴の湿気を吸い取ってくれる
靴を履いて歩いていると当然足にも汗をかくので程度の差はあれども歩いた後は汗などの水分が靴の中に残った状態になってしまいます。
革はカビが生えることもあるのでこのような水分を残したまましまっておくことは非常によろしくありません。その点木製のシューキーパーを入れておくと余分な水分を気が吸い取ってくれるので靴が湿気てカビが生えにくくなります。
これはプラスチックのシューキーパーでは得られれない効果です。また木製で合ってもしっかりと塗装されているものだと吸着の効果は薄れてしまうでしょう。
靴の消臭にも効果がある
シューキーパーの素材の種類にもよりますが靴の消臭にも効果があります。
バスタオルなどを濡れたまま放置しておくと嫌なにおいがするように湿気があると嫌なにおいを発してしまいやすくなってしまいます。その点湿気をとってくれるシューキーパーを入れておくと消臭にも効果があるといえます。
素材そのものがいい香りのするもので作られたシューキーパーではさらに効果があると思います。
Love-KANKEIシューキーパー
今回はシダーウッドのシューキーパーを購入しました。
今まで別のシューキーパーを使っていましたがレッドシダーのものは初めてです。
入っていたシューキーパーはこんな感じです。おおむね作りはしっかりしているのでこの値段で買えると考えると十分なのではないでしょうか？
ただネジ穴などをあけた後の木くずが少しネジ穴の中に残っているのでそれらをあらかじめ取り去っておいた方がいいと思います。
一つ気になったのは片方のシューキーパーの取っ手部分のひび割れですね。ネジを埋め込むときにひびができたのだと思いますがこのひび割れによってネジが取れるようなことがないか少し気になります。
取っ手はこの芯にねじ止めしてあるので取っ手が取れていたわけではなくネジを外しただけです。
もう片方は何の問題もなかったのである程度の当たりはずれもあるのだと思います。
実際に靴に入れてみるとこんな感じになりました。今回購入したのはMですが42サイズの靴に問題なく入りましたしサイズもちょうどいい感じでした。
商品の作り以外の感想ではレッドシダーの香りがあります。ヒノキに近い匂いで天然の期の匂いがするので木そのものの香りがある程度消臭に役立ってくれると思います。
木がむき出しでほとんど余分な塗料が塗られていませんがその分湿気などもしっかりと吸収してくれると思うのである程度の靴まではこのシューキーパーで十分でしょう。
また簡単に靴を磨くのに使えるフェイクムートンの靴磨きクロスがついてきます。裏側もこのようにゴムで固定できるようになっており手にしっかりと固定できるので靴磨きが簡単にできそうです。
靴を磨く用のブラシ等はすでにもっていますがこのような形のものは軽くからぶきをするときなどに便利なので日々の手入れに使っていこうと思います。
まとめ
安価なわりにしっかりと使えるシューキーパーだと思います。
すぐに影響はなさそうなのでとりあえず今回はひび割れの部分は軽くボンドなどで補強して使いますがこのように少し品質にばらつきがあるようなので明らかな不良品があれば交換してもらった方がいいかもしれませんがそれ以外は価格を考えると十分だと思います。
問題があったときは簡単に交換してくれるのがAmazonなのでAmazonで購入すると安心して購入できると思います。
スニーカーなどはともかく革靴を何も入れずに履いているとどんどんくたびれて見た目が貧相になっていってしまうのでシューキーパーできれいに履き続けるのをおすすめします。
ある程度手入れもする人であれば靴磨きの時などシューキーパーが無いとしっかり磨けないのでシューキーパーは必須になります。革靴を履く人で使ったことのない人は一度試してみることをおすすめします。
