以前書いた記事でパーツ構成によってはパーツ選びに必要な知識が不足していたので補足しておきます。

自作パソコンで一般的なマザーボードを利用する際はDDR4かDDR3かだけを気にしていればいいのですがベアボーンツールなどで自作する際など小さなメモリを必要とする場合はそれ以外の知識も必要になります。

DDR3とDDR3Lの違い

簡単に言うと動作に必要な電圧が違います。ベアボーンPCなどは小型化のためACアダプタを使用していることも多いため電圧を抑えるためDDR3Lを指定している場合も多いです。DDR3Lと書いてあるマザーボードにDDR3を使っても必要な電圧の違いから使えない場合がほとんどです。

また逆にDDR3と指定してあるマザーボードにDDR3Lを選んでも使えない可能性が高いので必ずパーツ選びの際に確認してから購入するよう注意してください。

SO-DIMMって何なの?

メモリの中には名前のところにSO-DIMMとついているものがあります。見ればわかりますがこのメモリは一般的なメモリの半分ほどの長さしかありません。

一般的に小型が必要なノートパソコン用のメモリーでノートパソコンのメモリを増設する際や差し替える際このタイプのメモリを購入することになります。ノートパソコン用とはいえベアボーンタイプの小型パソコンでも採用されることがあるのでそのあたりは購入する際のスペック表しっかりと確認してから購入する必要があります。

こちらは物理的に長さが違うので当然SO-DIMMがついているものとついていないものに互換性はありません。

まとめ

メモリはマザーボードによって指定されていることがほとんどなので使いたいマザーボードの性能表のところを必ず確認しておく必要があります。自作パソコンに必要な知識はまとめて仕入れるのではなく作っていきながらわからないところを適宜調べればいいので硬くならず順番に覚えていってください。

とはいえパーツ選びで間違うとお金がもったいないのでパーツ選びに関する知識はしっかりと勉強してから買必要はありますが。実店舗でスタッフの人についてもらいながら選ぶ方法が簡単で確実なので初めての人はそちらをおすすめします。