日本は雨が身近にあります。
特に珍しいものではなく頻繁に降りますし晴れているときにも通り雨が降ることもあるでしょう。そんな環境で靴を履く前にしておきたいことが防水の対策です。
雨が靴に染み込んで中まで濡れてしまうだけでなく素材によっては痛んでしまったりかびたり変色や変形の原因になることもあります。そんな対策するためのアイテムを素材や価格別に紹介したいと思います
なぜ防水対策が必要なのか?
当然ながら水をはじいてくれないと中まで水が染み込んできてしまうということもあります。
しかしながらそれはあくまで理由のひとつであり防水対策はスニーカーの寿命に関わるというのが覚えておきたい大切な理由です。
レザーやスエードでできたスニーカーであれば水は天敵であり下手に濡らしてしまうと素材が弱くなったり乾燥の時に縮んでしまうなどのデメリットがあります。それに加えて色落ちなどの原因になることもあり対策せずに濡らすことは靴に大きなダメージを与えることになります。
それ以外の理由としては汚れの付着を防ぐということもあります。防水対策は表面に水を通さない幕のようなものを作ることでもあるのでこの対策をしておくことで汚れが靴の生地や革に染み込み取れなくなってしまうことを防いでくれます。
キャンパス地などの生地でできたスニーカーは?
生地でできたスニーカーは素材自体はそこまで水に弱くは無いのですが対策をすることで履いているときの水の染み込みや汚れの付着を防いでくれるので対策をした方がいいでしょう。
基本的に防水スプレーと書かれているものは何でも使えますがよく使うのであればできるだけ安いものがいいので安価で在りながら効果があるものを探しましょう。
スエードやスムースレザーで作られたスニーカー対策には?
スプレーの中にはスエードに特化したものもありますが基本的にはわざわざそれを選択する必要はありません。
レザーのスニーカーは基本的に高価なものも多いのである程度は防水スプレーも奮発していいものを買った方がいいと思います。ここでケチって大切なスニーカーが台無しになってしまうと後悔します。
お勧めはコロニルのウォーターストップとコロニルのアメダスです。コロニルには1909 シュプリームプロテクソスプレーという高価なものもありますがスニーカーではわざわざこちらを選択する必要はないでしょう。
気持ちアメダスの方が安いのでコスパを求める人にはアメダスがおすすめですがスニーカー以外にも鞄やジャケットなどのレザーグッズも持っている人はウォーターストップを買ってもいいと思います。
どちらも使っていますが効果の違いはあまり感じないので好きな方を選べばいいと思います。
よりこだわりたい人は?
ジェイソンマークというスニーカーケアブランドが出しているREPELというものがおすすめです。
上記のスプレーとの大きな違いはガス式ではなく一般的な霧吹きタイプのスプレーであることです。なので中の液体量を普通に目で確認することができますし最悪筆などで塗ることも可能です。(やらないでしょうが)
此方も防水効果はかなりのもので本当に大切なスニーカーにはこちらを選択するのもいいと思います。ガスタイプではないのでしっかり最後まで使いきれますしそんな意味でも便利なスプレーですね。
もう一つのい大きな違いはこのスプレーがスニーカーように開発されたものであることです。上記のスプレーは皮革に使用すること全体のスプレーですがスニーカーに特化している分一番効果を発揮してくれるかもしれません。
このスプレーが使える条件は素材に吸水性があることなのでビニール製など以外にはなんにでも使用可能です。
まとめ
素材ごとに紹介しましたが基本的にレザー素材のスニーカーで使えるスプレーは少し高価になってしまいます。
またすべてのスプレーに言えることですが防水スプレーを使うときにはしっかりと振りかけたうえで完全に乾燥するまで放置する必要があることです。なので履く前に振りかけるというのは少し効率が良くないようですね。
なので何足かを回して使い履かない間に防水対策を終えてしまう必要が有るでしょう。
もう一つ注意しておかないといけないポイントは汚れが付いた状態でスプレーをしても効果が弱いことです。なのでできれば買ってすぐに防水対策を行いそれ以降もこまめに汚れが染みついてしまう前に対策をしていくといったことが簡単にきれいに履き続ける条件と言えるでしょう。
あとスエードタイプは特にそうですが履いた後やスプレー前に簡単に付着した砂ぼこり等を掃除するためのブラシを用意しておくといいです。
馬しかないのであればそれでもいいですが豚の方が汚れ取りには向いています。