上記の記事で使ったdeskminiを使ってより安価に作る場合の構成を考えて見ます。非常に使い勝手のいいベアボーンキットなのである程度の性能までで超小型のパソコンを自作したい場合はぜひ使ってほしい商品です。
マザーボード、電源、ケース
ベアボーンキットのDeskMiniです。つくりもしっかりとしていますし無線化も可能でm2スロットを使用したssdも使えるのでできることの幅も広いです。性能重視にするか価格を抑えることを重視するかでいろいろな構成が考えられるので非常におすすめです。
メモリ
本体の小ささもありノートパソコンなどでよく使われる小型のメモリを選ぶ必要があります。今回は価格を抑える目的もあるので4GBを選択しました。
ハードディスク
価格を抑える目的があるのでSSDではなくHDDを選択。2.5インチしか使えないので3.5インチのハードディスクを選ばないように注意する必要があります。
安定性を考えて上記の製品にしましたがより価格を抑えたいのであればリファービッシュ品を選択するのも一つの手段です。リファービッシュヒントは初期不良で返品された商品をメーカーが再調整した商品で新品よりも安く購入できますし調整してあるので普通の中古品よりも安定しています。
ただあまり知識がない状態であれば調子が悪くても気が付かないこともあるので安定感が欲しいのであれば上記のようなものを選んだほうが簡単でしょう。
CPU
肝心のCPUはインテルのCeleronG3930を選びました。安価なCPUですが2.9Ghzとそこそこの高クロック数に加えて2コアと最低限の能力は十分備わっているので一般使用で問題になることはそうないでしょう。
OS
Windows10homeのDSP版を選択しました。OSそのものの性能は普通のパッケージ版と一切の差がないので金額を抑えたいときは抑えたいときはDSP版を選ぶのが理想です。
4GBのメモリをフルに利用したい場合は64bit版を選ぶのをおすすめしますが古い32bit用のソフトを使いたい場合は32bitを選択するのもありでしょう。基本的には64bitを選ぶといいと思います。
パッケージ版であれば両方のバージョンが入っているのでどちらか迷う人はパッケージ版でもいいかもしれません。
まとめ
記事を書いた時点でAmazonですべてのパーツを購入した時の価格は 40,675円でした。ハードディスクをリファービッシュ品を選択するともう少し小型化することも可能になります。
手のひらサイズの自作パソコンがOS込みで4万円程度で買えるのは非常にコストパフォーマンスも優れていると思いますし例えばリビングなどでテレビ等に接続して映画を楽しんだりすることにも使えます。
サブ機としても非常に優秀なので興味があればぜひ試してみてください。