Wifiを使いたいだけであればそのままカードを取り付けPCI-Expressに繋ぐだけで使用できるのでそこまでこだわる必要が無いのですがBluetoothも使いたい場合は別途USB端子から電力を供給する必要があります。
玄人志向 MPCIE-PCIEX1にはUSB-b端子も備わっているためよくわからない人であればケース外の空きUSB端子から市販のUSB-bケーブルをとってきて接続することでも問題なく使用できますがそのためにはケーブルを通すための穴をどこかに用意する必要があり、見かけ的にも内部にほこりが入る可能性が上がる意味でも避けたい選択肢ではあります。
今回は内部のマザーボード上のUSB端子から直接変換ボードに接続する方法を簡単に説明したいと思います。
用意するもの
インテル Wireless-802.11 AC 7260
mini-pci端子のカードで現状使用するとなればこのカードになるでしょう。少々古いですが速度も一般ユーズでは全く問題ない程度に早いですしデュアルチャンネルにもしっかり対応しているので5GHz帯で接続することも問題ありません。
価格も落ち着いているので今でも十分選択肢に入ると思います。
玄人志向 MPCIE-PCIEX1
PCI-Expressに接続するためのボードです。小型シンプルで低価格と使いやすい製品だと思います。
USB端子も二通りの選択肢があるため好きな方で接続できます。
アンテナ
薄いシートタイプのアンテナもありますが大型の物の方が感度が良さそうなのでこちらを選びました。
ケーブル
USB端子同士を接続するだけなので正直何を使用しても問題ありませんし見た目にもこだわる人は変換ボードの端子に合わせて5pinのQIコネクタを使ってケーブルを自作してもいいですが面倒なのでバラバラにとりあえず接続するということで以下の商品を選択しました。
今回の組合せで必要になるメスーメスはもちろんオスーオス、オスーメスもあるので長さが足りないとときは延長することも可能です。ジャンパーケーブルのメスメスが4本あれば問題ないため近くにパーツやなどがありやすく手に入るのであればそちらで購入するのもおすすめです。
接続方法
カードをマザーボードやケース等に設置する方法は一般的なのでここでは省略します。
まずは使用するジャンパーケーブルを4本用意します。
今回購入したケーブルは上記のように三種類のケーブルが入っておりそれぞれの種類ごとに線同士がつながっており使用する分だけ切り取って使用することができます。
今回必要なのはメスーメス4本なので端から4本千切り取ります。
今回は必要な端子が4本なのでマザーボード上のUSB端子から必要な4本を選んでそこに接続します。今回は写真のように9本のピンのうち4本並んでいる方に接続しました。
写真で右からVCC,date0-,date0+,gndです。あとはここで接続した線の色をしっかりと確認したうえで変換ボード上の4つの端子に同じもの同士を接続するだけです。このボードはgnd端子が一つ分離れているため4pin同士のケーブルで接続することができません。なのでこのような接続方法が簡単だと思います。
これで互いをつなぎ合わせた状態でカードにしっかりとLANカードを取り付けPCIeレーンに設置し動作を確認すれば完了です。
USB端子が不足している場合は?
小型のマザーボードやパーツの干渉などが理由で使いたいUSB端子がマザーボード上に余っていないときは下記のような分配ボードも販売されているのでこちらを使うのがいいでしょう。価格も手ごろですし気になる人は一つ持っておいてもいいかと思います。
まとめ
線の接続さえ間違えずに行えば簡単に使用できるため誰でもそこまで苦労することはないでしょう。
9pinのそれぞれの対応などはネット上でも調べれば簡単にわかりますし変換ボード上にはしっかりとそれぞれの端子に対応するものが書かれているため指示道理に接続するだけです。
外部から持ってくる方法でもやってみましたがマザーボード上から直接取ってくる方が見た目もきれいですし外部から線を入れる方法によってはほこり等が侵入しやすくなるとうのデメリットも有るので内部でやってみるのもおすすめです。外部から取り込む場合であれば余っているusb端子とボード上のmicroUSB-b端子を接続するだけです。ケーブルは百円均一等でも購入可能です。