万年筆を購入するときに悩むことのひとつがどこで買えばいいのかということではないでしょうか?

同じ万年筆でもネット価格と実店舗の価格には大きな差があったりしますしどちらにもメリットがあるので悩みどころです。そんな双方のメリットについて紹介したいと思います。

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コスパ最高なネット通販

ネット通販の最大の魅力は価格です。実店舗を持たないことによる(実店舗があるところもあります。)メリットから定価よりも大幅に安い価格で購入できることも珍しくありません。

なので新品を安く手に入れたいと考える場合はネット購入するのが一番です。

購入する店舗の選択には注意すること

価格が安いのは魅力ですが購入先には十分注意する必要があります。

オークションなどはもちろん楽天やAmazonに出品しているところでも怪しい商品を取り扱っているところは珍しくないので基本的にはAmazonが直接取り扱っている商品化有名な実績の店舗以外は避けた方がいいと思います。

個人的に利用したことがある店舗の例としては楽天では万年筆・ボールペンのペンハウス、あとはAmazonの販売発送となっているものですね。

自分で見分ける必要が有る

一度安さにつられてAmazonに出品している業者から購入したところ偽物とまでは言わなくとも明らかに不良品と思われる万年筆が届いたことがあります。Amazon倉庫の商品は簡単に返品が可能なので即座に返品しましたがこのような見分けはある程度万年筆をさわり慣れていた李実物を見たことが無いと見分けがつかないこともあるので定番の店以外は注意が必要です。

楽天ではショップレビュー、Amazonでは出品者の評価にしっかりと目を通す必要が有ります。難癖のような低評価もありますが問題のある店では複数のマイナス評価が似たような内容で見つかることがほとんどなので初めての店舗を利用するときはしっかりと確認した方がいいでしょう。

実店舗で購入するメリットは?

実際に商品を確認できるのが何よりの魅力といえるでしょう。デメリットはネットショップと異なりほとんど定価なので支払う金額は多くなってしまうことが多いです。

商品を手に取って確かめられる

商品の外見は写真ではよくわからないこともよくあります。なので場合によっては買ってみたけど思っていたのと違うなんてこともあるかもしれません。

それを避けられるのは大きな魅力ではないでしょうか?

試し書きで自分に合うのか確かめられる

万年筆は重さや長さペン先の大きさや形と同じ万年筆という名前でもその使い勝手は様々です。

なので自分の手の大きさや筆記角度や筆圧に最適な万年筆がどれなのかは手にして書いて見ないとわからないことも多いです。

実店舗の場合は試し書きができることも多いのでこれでお気に入りを探すことが可能です。

個体差のある万年筆で好きな個体を選べる

これが実店舗での最大の魅力といえるでしょう。

国産の万年筆はそうでもないのですが舶来品の万年筆は個体差が非常に大きいです。例えばペリカンなどのペン先の切り開きには大きな差があり太めのペン先では書き出しのかすれが生じる個体と生じにくい個体があったりします。

この辺りは日本人と欧米人の感覚の違いや、一度紙にペン先を置いたら続けて書くことが多いアルファベットを使う国々と一つの文字でも頻繁にペン先の上げ下げを繰り返す漢字を使う日本の違いも影響しています。

なので特に外国の高価な万年筆を購入する場合には注意した方がいいかもしれません。

それ以外では天然物の軸でも当然個体差があります。天然の木材を使っている万年筆と腕は木目が一本一本違ったりするのでそれらを買うときに気になる人は直接見て買った方がいいのは当然でしょう。

アフターケアがる場合がある

公式の直営店はもちろんですがその店自体がアフターケアをしている店舗があるので後々お世話になりたい場合はそのような店を探して買った方がいいかもしれません。

アフターケア以外でも購入するときにその人に合わせてペン先の調整をしてくれる店もあるようなのでそのあたりにこだわりがある場合もそのような店を探すのがいいでしょう。

ただアフターケアや調整に関しては万年筆メーカーの調整のプロのペンドクターが直接無料で見てくれるペンクリニックというサービスを行ってくれています。これは自社の万年筆以外も受け付けてくれる場合も多いのでこのような機会を利用するのもおすすめです。

僕自身ネットで買ったペリカンの万年筆がしっくりこなかったのですがパイロットのペンクリニックで最適に調節してもらったことがあります。ただモンブランの万年筆は断られることも多いのでそこは注意が必要です。

まとめ

どちらにも魅力がありますが個人的には国産の万年筆を購入する場合はネットが非常におすすめです。国産はどれも品質が安定しているのではずれ個体を掴む可能性は非常に低くなっているので安く買えるネットが本当におすすめです。

とはいえ国産でも木製のものなどは個体差があるのでそのようなモデルを買う場合は実店舗でもいいかもしれません。

逆に海外製の万年筆を買うときには個人の考えによるといえるでしょう。僕はどちらかといえばネットで安く購入して最悪ペンクリニックに持ち込む派なのですがペンクリニックが行われるような都会に住んでいない人やペン先を削ることに抵抗のある人であれば試し書きしたうえで購入するのもいいでしょう。

ただネットを使う場合には店選びに慎重になることだけは忘れないようにする必要があるでしょう。

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