前の記事で僕の使っている自作パソコンを紹介しました。そこでは小さなケースを使うと作業が大変になるので初心者にはおすすめできないといったと思います。

それは本当に正しいのですが使用するパーツをうまく考えれば初心者でも問題ある程度楽に小型パソコンを自作できます。
詳しくいうと大型クーラーなどを使わずにできるだけパーツを制限すること。

あとは長軸ドライバーやピンセットをきちんと用意して作業を楽にすることです。サブマシンのつもりでパーツ構成を考えたのですがそこそこの性能になりました。正直ゲームや動画編集以外は問題なくこなせる性能になると思います。

パーツを選んで組み立てるタイプではminiITXで作るのが最小になりますがもっと小型化させたいならベアボーンキットを使って自作するのをおすすめします。キットなので作業も簡単ですし小型化する為にほとんどのパーツが一体化されているのでサイズも本当に小さくなります。

より小型化にしたいなら以下の記事も参考にしてください。

スポンサーリンク



パーツ構成

マザーボード

今回は低価格かつ小型という課題なのでどうしようか迷いはしたのですがグラボを積みたくなった時の為に拡張性を残しておくということも含めて少し高いですがこんなマザーボードを選んでみました。

・MSI Intel H110搭載 第6世代Core(LGA1151)対応 ITX マザーボード MB3580 H110I PRO


おおむね評判もいいのでこれでいいとは思うのですが心配なのは最新のCPUを選んだ場合のBIOSの対応です。レビューを見た感じちゃんと最新CPUに対応したBIOSで届くようですが万一古い商品を受け取ってしまうと対応していないという悲劇にあってしまう可能性があります。

まぁAmazonや人気のあるネットショップなどは商品の回転が速いので古い在庫を引くということが無いので大丈夫だと思いますよ。

少し価格が上がっていいのならこんなものも選択肢としてありでしょう。チップセット初めからがB250なので元からKabyLake対応なのでBiosの対応によってCPUが使えないという心配もありませんし初めから無線機能が備わっています。

基本的にオンボードの無線機能を備えようと思えばwifiアダプターを購入する必要がありますがそれには2500円程度かかりますしそれにアンテナも買ってとやっていると3500円くらいはかかります。その価格を考慮すれば無線接続を必要とする人にとっては高い買い物ではないと思いますよ。

もちろん有線接続もできるのでその点もご安心ください。

CPU

インテルのPentiumをチョイス。

・Intel CPU Pentium G4560 3.5GHz 3Mキャッシュ 2コア/4スレッド LGA1151 BX80677G4560

この価格でこの性能はコストパフォーマンスが高いです。低価格に抑えるつもりで選びましたがおそらく一般使用では何の問題もない性能があると思います。CPUクーラーは付属のクーラーを使用します。

正直自分でも組んでみたくなってきました。実際にこのCPUを使った自作パソコンを組みました。→Desk Miniを使って超小型パソコンを自作しました。!!

上記の記事の最後にwindows10で測ったスコアも載せていますがグラボなしでもグラフィック性能も結構なものがあるのがわかると思います。小型パソコンでグラボなしで組むならやはりKabyLakeは優秀です。その中でもこのCPUはコスパがいいのでとてもおすすめです。

メモリ

・CFD販売 デスクトップPC用メモリ PC4-17000(DDR4-2133) 4GB×2枚

合わせて8Gbあればそう困ることはありません。今回は値段を抑えるのも目標の一つなのでこちらを選びましたがもう少しお金を出すよという人でいくつかの作業を並行して行いたい人は8Gb×2もおすすめです。

・CFD販売 デスクトップPC用メモリ PC4-17000(DDR4-2133) 8GB×2枚

HDD

・WD HDD 内蔵ハードディスク 3.5インチ 1TB WD Blue W

とりあえず1TBもあれば十分かと。SSDにすれば多少早くなりますが価格を考慮するとハードディスクですね。

ハードディスクは衝撃に弱い欠点もありSSDほど早くもありませんがSSDと比べるとデータの書き換え回数に強いです。いろんなデータを消したり入れたりするならHDDの方がデータが吹っ飛ぶ心配は少ないでしょう。

それでもダメなときはダメなので本当に大事なデータはバックアップを取っておきましょう。

電源

正直電源はこれといえるものが無いんですよね。中華性の電源を買うのはやめておくとしてちゃんとしたメーカーのものを買っても壊れるときは壊れるものですし運も絡みます。

ネットのレビューを参考にしてもいいですが大体どの電源にもはずれがあり評価最低のマイナスレビューがついています。とはいえマイナスであればあるほど怒りに後押しされレビューしたくなるのが人間なのでマイナスの数もさほど参考になりません。

参考にすべきレビューとしては初期不良のレビューやショップやメーカーの対応に関するレビューです。これらは個人の使い方にあまり関係が無い場合が多いので参考になります。

逆に参考にならないのはどれだけの期間で壊れたかというようなレビューです。もちろんあまりにレビューが多い場合は購入を控えるべきです。

しかしながら少ない場合は使用環境によって変化してしまう点もあります。例えば排熱がしにくい環境にパソコンを置いていることや真夏なのに冷房も入れずにパソコンを使っていたなどですごい暑さになっていると当然故障する可能性は高まります。

そうでなくても電源の中はほこりがたまりやすいのでほこりまみれの環境で使っていてももちろん壊れやすくなりますよね。

これらの情報が基本的に書かれていないので使っているうちに壊れた系のレビューはあくまで判断材料の一つとして鵜呑みにすべきではないです。安全なものが欲しければ日本製のコンデンサーを使っていている製品を探せばいいですが値段も高くなるので高いパーツ構成の時でいいのではと思いますね。

まあ今回は安く作るというコンセプトなので現在僕が使用中の電源を上げておきます。ちなみにこの記事の構成でグラボを積まなければ合計で100Wいかないぐらいだと覆うので400Wもあれば十分です。

・玄人志向 STANDARDシリーズ 80 PLUS 400W ATX電源

この電源で不安な人は三年保証がついているこっちでもいいかもしれません。値段もあんまり変わらないので。

・玄人志向 NEXTシリーズ 80 PLUS Bronze 500W ATX電源

別に玄人志向の回し者というわけではなく正直どこのブランドを使ってもダメな時はだめだし大丈夫な時は大丈夫です。メインで使っているITXで組んだ小型パソコンも玄人志向の安い電源を使って一年以上使っていますが今のところ不調はなしです。

作業させながら24時間つけたままなんてこともしましたが今のところ不具合は出てないですね。

必要容量はこのようなサイトも参考にしてください。→電気容量測定器

OS

Windows10になるでしょう。

普通に買えば32bit.64bitどちらも選べるのでメモリを4Gbしか積まなかったというような人以外は64bitを選んでおきましょう。

32bitを選ぶとメモリが無駄になります。

普通に使う分ではhome editionで問題ないでしょう。

安いからと言ってまかり間違ってもAmazon以外から買うことはやめましょう。

今まで見てきた感じではまっとうな業者の中での最安価はAmazonです。

以上に安い業者は中華のコピー製品を送ってくるといった危険性があるのでやめておきましょう。(レビューを参考にすればある程度はわかるのでどうしてもAmazon以外で買いたいときは購入前にしっかりと店舗の評価を確認しましょう。)

DSP版という選択肢

自作パソコンになじみのない人はあまり知らないと思いますがOSにはDSP版という各種パーツとセットで売っているもOSもあります。これはそのセットになっているパーツと一緒に使うことが条件のOSでパーツを捨てればOSも使えなくなるので(一応そういう決まりです。)壊れにくいパーツと一緒に使う必要があります。

この方法でOSを買うと32bitか64bitどちらかをあらかじめ選ぶ必要はありますがお値段が数千円安くなるので安く買いたい場合は選択肢として十分ありです。これはマイクロソフトがこういう条件で販売しているものでちゃんとした正規品なので安心して購入してください。(ちゃんとした店で買った場合に限ります。)

というか普通に買ってもいつでも32bitか64bitかを選べるだけで一ライセンスで二つ同時に使用できたりはしないので途中で32bitから64bitに変える予定があるという人や古いソフトを使いたいから64bitで試してみてダメだったら32bitで試すなんて人以外はデメリットにならないです。

こちらも怪しい店が格安で売っていたりしますがAmazon直販か大手の家電量販店やパソコンショップ以外が販売しているもの以外は買わない方がいいですよ。ちなみにDSP版はDVDになっています。

・Microsoft Windows10 Home Premium 64bit 日本語 DSP版|DVD LCP(紙パッケージ)+USB増設PCIカードUSB2.0

USB端子は数があっても困ることは無いのでこれなんかおすすめです。まぁ突然グラボを差したくなった時は困りますがその時は・・・。

ケース

・CoolerMaster Mini-ITXキューブ型PCケース Elite 110 Cube


・RAIJINTEK METISシリーズ キューブ型アルミニウム製Mini-ITXケース


METISは私も使っておりおすすめです。

正直ケースはそんなに影響を与えるものではないので好みで選べばいいと思います。

静穏性の問題もありますがこの辺りはさほど差がないでしょう。

まとめ

今回選んだパーツをAmazonのカートに入れてみるとOS込で五万円と少しといった感じになります。テレビなどをモニターの代用に使う人はそれでいいですし専用のモニターが欲しい人は別途モニター代がかかります。

他にはdvdドライブが無いので持っていない人は外付けのものを買っておく必要があります。こんな感じである程度の性能を持った小型パソコンも五万円ほど出せば作れます。

グラボの差し込み口はあるので必要に応じでグラボを購入して付け足してもいいですし、HDDをSSDにしてももちろん構いません。このような拡張性があるのが自作パソコンの楽しみなのでそれぞれ自分の目的に合わせていろいろ構成を考えてみてください。

高い万年筆一本分程度と考えると安いのか万年筆が高すぎるのか悩むところです。

スポンサーリンク